愛機その1:レスポールカスタム
ギターは趣味で高校の時から弾いてます。
大学の時に音楽サークルに入っていて、よくライブをやってましたが当時演ってたのがパンクバンドのコピーが多くて、あんまり上達しませんでしたね(^^;;
大学卒業後もブランクがあったり、初めて大学の人以外とバンドを組んだり、その後脱退したりと紆余曲折を経て今に至りますが、その辺の話はまた別の機会で!
ここでは、今メインで使ってるギブソンのレスポールカスタムとの出会いから、そのギターの魅力についてお話をしようかと。
機材に関しては、学生の頃よりも当然社会人の今の方が経済的な余裕はあるわけで、独身貴族なのも相まって昔買えなかったギターや機材を予算の許す範囲で購入していますが、ギターに関してはずっと憧れだったのがギブソンのレスポール!
それも、黒のレスポールカスタムには、昔から並々ならぬ憧れがありました!
学生当時はギブソンが買えなかったので、グレコのレスポールスタンダードのコピーモデルを長年使ってましたが、社会人になって遂に、憧れのギブソンを手に入れます!
最初に手に入れたギブソンは、大学の先輩が機材整理する際に格安で譲ってもらったレスポールスタンダード。
これはこれで見た目がトラ目ビッシリでとても美しかったですし、音はグレコのレスポールコピーとは段違いの、僕が好きなレスポールらしいぶっとい音がしたので気に入って使ってました。
その後、仕事帰りにフラッと入った新大久保の某中古楽器屋で格安の黒レスポールカスタムを見つけるのですが、これは今持っているものではなく、試奏して帰宅してから某中古楽器屋のHPで試奏したギターの、詳しいスペックを調べようと思って見ていたらHPの片隅に載っている格安物件で、遂に出会ってしまいました!
95年製で、ボディやヘッドの部分の塗装にクラックが入っているツラ構えだったのですが、通常のレスポールカスタムの相場から比べるとかなり安かったんです!
ただ、その格安の理由もしっかりあって、ネック折れの修理跡があったのです。
これは、実際に弾いてみないとわからないぞ…という事で、その週末に某中古楽器屋へGO。
恐る恐る試し弾きしてみたらビックリしましたね!
僕が求めてたレスポールの音を奏でてくれて、あまりの気持ち良さにネック折れの修理をしたギターの事なんか忘れて弾きまくってしまって、その場で取り置きをしてもらう事に。
そこで、今持っているスタンダードを下取りに出すかどうかを悩んだ挙句、下取りに出す事を決意して譲ってもらった先輩に恐る恐る連絡をしましたが、この時のエピソードは今でも笑いながら言われますね(^^;;
「我が子を嫁に出したのに、他に気に入った娘が出来たから捨てられたような気分だ!」と(笑)
そんな経緯があり、ただでさえ格安だったのに下取りに出して更に安い価格で、ずっと憧れていた黒のレスポールカスタムを手に入れる事が出来ました!
音に関しては、レスポール特有のズ太い音がするのはもちろん、スタンダードと比べて音にエッジが効いていて、ミッドからハイにかけての抜けが全然違いました。
これは、以前持っていたスタンダードを下取りに出す前に、黒カスタムを試奏した後同じセッティングで弾いた時に、歴然とした違いを実感しました。
ネックも太過ぎない程良い太さで、フレットも磨耗してないですし、テンションバランスも抜群で今まで持っていたギターの中でもとにかく弾きやすくて、時間を忘れてずっと弾き続けてしまうくらい最高の弾き心地!
そんな素晴らしいギターですが、あえて難点を言うと、とにかく重い…
重さは4㎏台後半はありますね。
長い時間立って弾いてると、さすがにしんどいものがあります…
あとは、20年以上前の古いギターで電装系が弱いのか、ノイズが少し大きい…
でも、そんなデメリットも全て吹き飛ばす魅力がある素晴らしいギターです!
他にも数本エレキギターは所有してますが、この1本はどんな事があっても手放しませんね。
このギターは愛機1号、言うなれば本妻ですね。
どんなに他のギターに浮気しようが、最終的にはこのギターに帰ってくるみたいな(笑)
他のギターについては、また別の機会でゆっくりご紹介出来ればと思います(^^)
ではでは!