リハスタからのファズ選考会続編
どうもです!
先週のライジングサンに続き、今週はフジロックのアーカイブ配信をしてますね!
ここ最近、仕事でいろいろとすり減っていたので過去のフジロックのライブ配信見て、気持ちが落ち着いて元気になりましたよ(^^)
金曜日の夜は、右脚骨折しているデイブ・グロール率いるフーファイターズと、復活したストーンローゼスのライブを肴に美味い酒を飲ませてもらいました♫
どちらも現地で見ていましたが、ストーンローゼスは2012年のライブだったと思うと、自分も改めて歳をとったな~とw
つい最近だと思ってたんですけどね(^^;;
そして、昨日は30分程の尺でミスター・フジロックこと、忌野清志郎のスペシャルタイムもあり、亡くなってもなお荒ぶるロック魂を見せつけてくれました!
清志郎の隣でテレキャスをかき鳴らすギターのチャボさんが、今個人的にとても熱いです!
今日もヘッドライナーパートでオアシスやレッチリが出ますし、レジェンドパートではジョーストラマーの特集があるみたいなので楽しみにしています♫
さて、今回は昨日リハスタに入った話と、引き続きのファズ選考会についてお話したいと思います。
昨日はより良い録音環境で録音したいのと、バンドのドラムが最近購入したGoProで演奏風景を撮影しようという事で、初めて行く広いスタジオでリハをしてきました。
ギターはメインのレスポールカスタム!
やはり、今1番自分の音を出せるのはこのギターです!
愛すべき本妻♫
OrangeのRocker 15 terrorも久々に持ち出して、家でアッテネーター込みで決めたセッティングのまま音出してみましたが、これが微妙だったんです…
アッテネーターを使用する際には少しハイとミドルを上げているのですが、そのままのセッティングで弾いてみると変に硬い音と言うか、ミッドとハイが強調し過ぎてまとまりのない音になってしまっていました。
家で弾く音量だとちょうどいいんですけどね(^^;;
ですので、今までスタジオで合わせてた時に上手くいっていたセッティングに戻したら、今まで通り良い感じの音が作れました!
アッテネーターを使うと、やはり音質が変わってしまう事がはっきりしちゃいましたね(^^;;
右手のタッチにもしっかりついてきて、弱くピッキングすればクリーンな音も出せるくらいの音です。
軽くピッキングするとクリーン〜クランチで、強めにピッキングすると激しめの音が出せるくらいの歪み具合が、このRocker 15 terrorの1番美味しいポイントかなと個人的には思っています!
今のバンドはポップな曲も演るので、基本の音はリアPUで弾く音を基準に作っておいて、あまり激しくない曲の時にはレスポールのセンターPUにして、ボリュームを少し絞る事で簡単に対応出来ます♫
激しく歪ませるバンドをやる時が今後来るなら、Rocker 15 terrorでも対応は出来ますが前回のエントリーで話した、CarvinのV3Mの方がメインアンプに代わるかもしれませんね。
デカい音量で鳴らす時は、トレブル:4、ミドル:2、ベース:3のセッティングを基本に微調整して、ゲインは6前後でPD-01をかけっぱなしにしておけば、このアンプについては何も問題無い事が再確認出来てよかったです!
今回のスタジオはキャビネットの前にマイクを立ててくれて、ラインで録った音を残せるのでよりリアルで生々しい音で、録った音を聴く事が出来ました。
ライブ盤の音源を聴いてるような感じでしたねw
つまり、それはライブやる時に客席へ届いている音とイコールなんです。
それだけリアルな音で録ってもらったわけですが、リアルな音で録ってもらえる分弾き手のタッチもリアルに再現されるわけでして…
録音した音源を1曲終わる度に聴くわけですが、まぁ〜自分がヘタクソだなってのが如実に反映されてましたね(^^;;
コードのバッキングはまだいいんです。
我ながら良い音で鳴らせているなとは思いました。
問題は細かいオブリやアルペジオやギターソロ…
聴けば聴く程、あちゃ〜って気持ちになりましたね(^^;;
ミスタッチが多く、まだまだ精進せねばと思いました。
右手のピッキングで歪みを調整するために、意識的に歪みの量を抑えていた事もありますが、ちゃんと弾けば良い音出る分全然ごまかしが効かない音でしたので、今回に関しては完全に機材に負けてましたorz
真空管アンプの面白さと難しさを両方改めて体感しましたね…
練習は、前回のエントリーで書いたようにアンプ直の音でやるのが1番効果的なんだろうなぁ。
楽しいリハではありましたが、現実を突き付けられたリハでもありました。
リハをしながら、ファズの選考も進めてきましたよ!
最初は万能ファズのレギュラー、ZOOM UF-01と名古屋へ来てからお世話になっている方にお借りしている、VESTAXのファズを交互に使用しながら見極めていました。
使い方は以前にも書きましたが、メインの歪みの音の前段にかます使い方です。
実はこの2種類のファズ、なかなか両極端なキャラなんです。
UF-01はディストーションライクな音なので、扱いやすいっちゃ扱いやすいんですがファズの荒々しさ、汚さを求めると少しおとなしい音かなと物足りなさを感じる事があります。
ファズに関しては、汚いという評価は褒め言葉ですからw
優等生なキャラですね。
一方、VESTAXのファズはとにかく音が図太く汚く存在感抜群で、音のキャラはまさに暴君w
ファズファクトリーのように発振しそうで発振しない、絶妙に狂ってる音をひねり出してくれる個性的なペダルです。
ギターソロにかませば、一気に音が図太くなりますし、どんなギターでもこのファズかましたら同じ音になるんじゃないかってくらいの、とてつもない存在感です!
ツマミが3つでシンプルなのでセッティングも楽チン。
ただ、音があまりにも図太くて暴れまくるので単音用にしか使えません…
もちろんギター本体のボリュームに追従しませんし、バッキングで使おうとしたらかなりの轟音で、使い道が限られてきますねぇ。
そこで、今回はバンドのベースが貸してくれたニューカマーのZVEX、MASTOTRONを初めてスタジオの大音量で試してみました♫
家で試してみた時はなかなか上手くセッティングが決められなくて、アンプの歪みに重ねる使い方だと厳しいのかなと思っていましたが、昨日使ってみたら評価が激変!
UF-01とVESTAXのちょうど良いとこ取りな音を作れる事に成功しました♫
UF-01より暴れて汚い音で、かつVESTAX程は暴れないのでバッキングでも使える音が作れます。
しかも、ギター本体のボリュームに対する追従性も良好です!
単音では図太く暴れる音で、ボリュームを少し絞ればオルタナ系やガレージ系のバッキングでも使える、いい感じの荒い歪みが作れます。
ただ、家で帰って同じセッティングで弾くとズモズモした、何とも冴えない音しか出なかったので、アンプの音量上げると本領発揮するペダルなんでしょうか?
その辺りの理由はわかりませんが、現時点ではMASTOTRONをレンタル移籍から完全移籍へ移行して、メインのシステムに組み込む予定です!
バンドのベースもその際は格安で譲ってくれるそうなので、これで片足突っ込みかけたファズ沼から脱出出来そう(^^)
以上、リハスタでリアルな音を出して自分の力量不足を実感して、ファズ沼から抜け出せそうというお話でした!
今までのリハスタの録音だと、スタジオの上方に設置された備え付けのマイクで音を拾うだけだったので、アンプにマイクを立てて録音するやり方と全く違うのは当たり前なんですが、自分の演奏の細かい所は抜きにしてちゃんと聴くと、バンドとしてしっかりとした演奏は出来てるなと実感出来ましたね!
そして、早くライブをやりたいな〜と思ったのも事実(^^;;
まぁ、今すぐは難しいと思うので焦らずやっていければと。
ではでは!