初めての有観客ライブ

どうもです!

名古屋も桜が満開になりました(^^)

ただ、今日は朝から一日中雨でせっかく咲いた桜が散ってしまわないか心配です…

近所に鶴舞公園という、名古屋でも屈指の桜の名所があるので、散ってしまう前に散歩がてら桜を愛でたいもんですね。

 

さて、今日の話題は組んでるバンドで、お客さんの前で初めてライブをやった事についてお話したいと思います。

f:id:fkdk1:20210328230251j:imagef:id:fkdk1:20210328230316j:image

名古屋に来てから、バンドやサッカーの繋がりでお世話になっている方からの繋がりで、ライブイベントを主催している方がいらっしゃいまして、以前組んでいたバンドでも出させてもらったイベントに今回呼んでいただき、昨日初めてお客さんがいる前でライブを演ってきました♫

場所はライブが出来るバーのようなお店で、ステージは無くお客さんと同じ目線でライブを演る形だったのですが、やはり配信とは違ってお客さんが目の前にいると、自分の演奏をしっかり届けようという気持ちで演奏にも気合が入りますし、終始ハイテンションでライブが出来ました。

全8曲で30分以上演奏させてもらって、やっぱコレだよコレ!って気持ちになりましたね♫

配信だと、カメラの向こうにお客さんいるのはわかっていてもどうしてもテンションを上げ切れないまま、ライブが終了してしまった感があったので、今回のライブが終わった後の充実感は久々に味わうものでしたし、バンドやってて良かったって思える瞬間でもありました!

メンバーのスマホで撮影した動画を後で見直してみると、もちろん細かいミスなどはありますけれども前回のライブよりは、間違いなくエモーショナルなプレーが出来てたかと思います。

ギターソロでチョーキングし過ぎて指が攣ってしまうのはさすがに想定外でしたが(^^;;

まだ、おおっぴらにお客さんを呼んでのライブは難しいですし、今回のライブも人数制限をした中での演奏でしたので、まだまだ大勢のお客さんの前ではライブ出来ませんけど早く次のライブをしたいなと翌日から早くも漲っています!

 

今回のライブでは、ハコにアンプのキャビネットが無かったので全てペダルで音を作りました。

f:id:fkdk1:20210328231900j:image

いつものメインボードを持参しましたが、ライブ中の踏みやすさや優先順位を考えて並び替えたり少し工夫を凝らしまして、まずBox of Rock(以下BoR)とMASTOTRONの位置を入れ替えました。

メインの音はBoRにPD-01をかけっ放しにしていて、BoRに付いているクリーンブースターを今回はよく使う事になったので、奥まった場所にあるより手前に置いた方が踏みやすいだろうという理由での入れ替えです。

ファズは今回のセトリの8曲中3曲、ギターソロで踏むのでまぁまぁの使用頻度なのと、踏み間違いをしたらいけないので足場を組んで高くしました。

f:id:fkdk1:20210328232845j:image

100均で売ってた板切れをノコギリで切って、マジックテープを貼って段差をつけました。

f:id:fkdk1:20210328232945j:image

ちなみに空間系のペダルが載っている足場は更にもう一段高くなっているので、こちらも踏みやすくなるようにしています。

 

ギターソロで踏むゲインブースターは、今年に入って買ったTS5をずっとメインで使っていましたが最近、踏んでONにしてもすぐOFFになってしまう誤作動がたまに発生するので、以前使用していたエレハモのTS系ペダルであるEastriver Driveに戻しました。

楽器に詳しい知人から話を聞いたら、TS5はそういう仕様らしいですね(^^;;

音は僕のバカ耳ではそこまで大きく変わらないですし、ライブ本番で誤作動が起きると演奏に集中出来ないので、音より実用性を重視しての変更です。

TS5の方が濃密な音がすると個人的には思いますが、Eastriver Driveでも十分な音作れますしレンジはこっちの方が広くて、音抜けは若干優れてるかなという印象です。

まぁ、バカ耳なので怪しいもんですがw

 

今回のライブに際して、フットペダルハットを装着したのも完全にライブでの実用性を重視しての決断です。

今まではフットペダルハットは否定派だったんですけど、装着してみたらあら便利!

踏む面積が広くなるだけでこんなに踏みやすくなるのかとちょっと感動してしまったので、メインボードで装着出来るペダルには全て装着しました!

空間系マルチのMS-70CDRには、メルカリで購入したアタッチメントを装着していて真ん中のペダルの横の部分を踏む事で、他に設定しているエフェクターを足で踏みながら呼び出せるようになっています。

真ん中のペダルの部分にも両面テープで貼り付ける丸い突起があって、一段高くなっています。

f:id:fkdk1:20210328235306j:image

誤作動防止のためだとは思うのですが、少し高くなってもたまにメインのペダルを踏むと横のアタッチメントに触れて、勝手にマルチの画面がスクロールしてしまう事がリハ中にも何度か起きてまして、対策を考えねばと思っていたのです…

そこで、先端の丸い突起に瞬間接着剤でフットペダルハットを装着して高さを出した所、そのようなトラブルからは解消されました。

踏みやすくなりましたし一石二鳥です(^^)

実は、前回のライブではペダルの踏み間違いが何度かあったんですが、今回フットペダルハットを導入する事で踏み間違いが一切無くなりました!

演奏に集中するためには、こういうひと工夫も大事ですね。

 

肝心の音は、スマホで録音した音源を聴いただけなので鵜呑みにしてはいけませんが、聴いてる分には個人的にイカした音だったなと思います♫

MyアンプのOrange Rocker 15 terrorで作った音にだいぶ肉薄していた音でした。

BoRって結構低音が出るペダルで、レスポールと合わせて単体で弾いた音を聴くとローが出過ぎかなと思っても、実際にバンドで合わせてみるとローがよく出てる事による音圧で、ちょうど良い存在感だったりするんですよね。

そこにPD-01を薄くかけっ放しにする事で、少し過剰なローもスッキリして音圧はキープしたまま、音抜けの良い音が作れます。

結局PD-01とBoRは、一度ボードから外れても必ず戻ってきてますし、今の自分の音を作るのには欠かせないペダルですね♫

初めてライブでこのメインボードのみで音作りしましたけど、今回上手くいったのでこれからはアンプ持ち込めない時でも問題無さそうです!

 

ただ、対バンで今回のイベントの主催者の方が、レスポールスペシャルにSD-1だけでめちゃくちゃ良い音出してたので、本当に上手い人だとそういうシンプルな機材でもいいのかもしれませんね。

ペダルに頼ってるうちはまだまだだなと(^^;;

最近、SD-1が1台あれば何とかなるじゃないか?と思ってた矢先なので、妙に納得してしまいました。

 

そんな影響を受けて、早速本日シンプルなボードを組んでみましたw

f:id:fkdk1:20210329001239j:image

メインの歪みはSD-1で、後段にDCドライブの歪みとグリーンブースターの2段構え、ソロやアルペジオのフレーズ用のディレイのシンプル仕様です。

コーラスは無しなら無しでも何とかなりそうですし、コレにワウを前段にかませばバンドでやりたい事は大体出来そうな気がする!

次のリハは、今入院中のスペシャルとこのシンプルボードで行ってみようかな。

何より軽いし(^^)

 

他にも、対バンの方からはカッチリしたバッキングや、コーラスを絡めた音作りに90年代な雰囲気を感じると褒めてもらい、僕としては狙いが伝わって良かったとほくそ笑んでました(^^)

やはり、自分が通ってきた音というのは自ずと出てしまうんですかね。

少しでも自分のルーツがオリジナル曲を通じて出す事が出来て、それが聴いてくれた人に伝わったのが嬉しかったですし、オリジナル曲でバンドやってて良かったなと♫

歌が引き立ってたって言ってもらえたのも嬉しかったです!

自分は歌ものバンドのギターで、あくまで歌があってのギターなのでまずは歌を聴いてもらって、その後ろで鳴ってるギターを聴いてそこに感動してもらえたら最高に嬉しいですし、まずは歌を引き立てるギターとして認識してもらえたのは自分の中での収穫でした。

もちろん課題も指摘してもらう事もあり、客観的な意見をいただけるのはありがたいですし、お客さんがいる前で対バンをやっていろいろとわかる事があるなと改めて考えさせられましたね。

 

以上、今のバンドでは初めての有観客ライブをしましたというお話でした。

今回やってみて、やっぱりライブはいいな!という当たり前ですが、最近は味わう事の出来なかった感情が久々に湧いてきて、早くライブを演る、観る、楽しむ事が当たり前になって欲しいなという思いがより強くなりました。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ感染者は減っていない状況ですし早く音楽やそれ以外の娯楽が、今までのように楽しめる世の中になって欲しいと切に願います。

 

ではでは!