使ってみないとわからない事
どうもです!
GWも終わって、名古屋は例年と比べるとだいぶ早いですがもうすぐ梅雨入りするかもなんて言われてます。
コロナも終息せず、愛知県も緊急事態宣言が出てしまい、飲食店は20時で閉まってしまう状況で去年に逆戻りですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ちょうど去年の今頃と言えば、国から補助金が出てた頃でその補助金でレスポールスペシャルを買いました!
買ってもうすぐ1年になりますが、今回は機材を購入してから改めてわかる事について、話してみようかと思います。
このようなエントリーを書くのに至ったのは、実は去年買ったレスポールスペシャルが弾いていくうちにどんどんアラが見えてきて、調整してもなかなか上手くセッティングが決まらず、結局長期入院した経緯があったからなんです。
購入する前に試奏した時は、弾き心地について多少弦高が高いかなぁというくらいで、そこまでは気になる事はありませんでした。
少し弦高調整すればどうにかなるだろうくらいに思ってました。
久々に良いギターを購入した嬉しさから、感覚が麻痺してたって事も関係してるかもしれませんねw
実際、音は最初から良かったですし♫
ただ、家で長い時間弾いていくうちに、どうにも弾き辛さを感じる部分が出てきて、素人の自分が調整するだけでは手に負えないようになってきました…
具体的に気になるポイントとしては
①弦高を下げると、特定のポジションでビビったり酷い場合は音が出なかったりするので、弦高を好みの高さまで下げられない
②フレットのエッジが若干引っかかる
③ナットの調整がイマイチで、特に高音弦側でチューニング中「ピキッ」と音が鳴るケースが多い
④ナットが不安定だからか、チョーキングした後のチューニングも不安定(特に3弦)
僕のメインギターで、同じギブソンのレスポールカスタムと比べると弾きやすさは歴然で、元々のグレードが違うギターなので差があるのは仕方ないのかもしれませんが、それでも不具合が気になって弾き辛さを感じてしまいます…
フレットも、カスタムよりは高さがあるタイプのものが打たれているようで、スライドをする時にも若干引っかかるなと思っていました。
何より致命的なのがチューニングの狂いやすさで、チューニングしてる時に頻繁にナットの部分で「ピキッ」と鳴ってなかなか合わないばかりか、チョーキングを何度かするとかなりの確率でチューニングが狂ってしまうので、実戦で使うのに躊躇するレベルでした…
そこで、普段リハに入ってるスタジオに常設されている楽器店でリペアをお願いする事にして、まずはネックやナットの状態を見てもらった所、なかなかな問題を抱えているギターだと宣告されてしまいます∑(゚Д゚)
まず、ネックが若干波打っていて、この状態だと弦高を下げると特定のフレットでビビったり、音が詰まったりしてしまう事。
そして、フレットも擦り合わせの必要な箇所がある事、若干フレットが浮いてる箇所もある事、ナットの調整が不完全である事等様々な問題点が浮かび上がってきて、ちゃんと直すのであれば少し時間と費用がかかります。と、リペアの方から言われてしまいました。
せっかく買った新しいギターをちゃんと弾ける状態にしておきたかったので、長期入院させる事になったわけですが、買ったばかりの時にはここまでの状態だとは気が付きませんでしたね…
値段も安かったので、ある程度仕方ない部分はありますが、僕自身も買う時にもっと注意深く状態を見ておかないといけなかったと思います。
でも、見た目が良くて音も良い。その上値段もお値打ちとなるとそういう部分が見えなくなっていたんですね。
リペアの方も外部委託という形で修理を承ってくれて、そこまでの大手術をしなくても直る状態なので安い値段で直るプランを提案してもらい、2ヶ月近く預かってもらった結果、上記の問題は無事全て解決しました!
退院したスペシャルは、以前とはまるで別のギターになって帰ってきました♫
こんなに弾きやすかったっけ?ってくらいに弾きやすくなっていて、メインのカスタムと比べてもプレイヤビリティは遜色無いです!
チューニングの問題も解決して、フレットのエッジも丁寧に処理してもらって擦り合わせもしてもらったおかげで、ノンストレスで弾く事が出来ます!
ようやく1軍に昇格した感じですね(^^)
メインのアンプであるマーシャルとも相性バッチリです♫
カスタムと比べると音の重心が高くて、ハムよりも音の芯が残ってミッドからハイがコリッとした質感の、コードをかき鳴らすと気持ちの良い音です!
マーシャルだと、その辺りのギターの特性がしっかり出てきますね。
P-90って気持ちの良いミドルが出てくるんですよ♫
歪ませ過ぎると特徴が薄れてしまいますが、今のバンドで出してるような音だとバッチリハマります!
またバンドで使ってみようかなと!
何より軽いですしw
スペシャルが長期入院から退院して、弾きやすくなって帰ってきたってお話ですが、こういう事ってギター本体に限らずエフェクターやアンプにも当てはまるのかなと、機材が売り買いしてきた今実感してます。
楽器店の短い時間の試奏だけでは、その機材の全てを把握するのは難しいですし、実際に長く使う事でそのエフェクターやアンプの、試奏した時にはわからなかった良い所が見つかったりするものなんだと思います。
僕の場合ですとBD-2がそうですね。
試奏した時には全く魅力を感じませんでしたが、JB-2に付随している事でちゃんと向き合ってみたら、定番と呼ばれるのも納得のいくペダルなんだと気付く事が出来ました!
今ではその定番枠をSD-1に取られてしまいましたがw
その逆も然りで、今回のスペシャルについてはまさにそのケースだったわけです。
ギターの機材を買っていく限り、使ってみないとわからない事が常につきまとっていくんでしょうね。
それが機材を買う楽しみでもありますし、好奇心は常に持っていたいと思います!
と、機材を今後も買う言い訳が出来た所で締めますw
ではでは!