My new gear!RYOGA HORNET/LEC
どうもです!
約1ヶ月ご無沙汰してしまいましたが、あっという間に梅雨入りして、6月に入り、衣替えもして夏が迫ってきてる感じですね。
今から今年の夏の暑さが怖いです(^^;;
そして、海外サッカーはユーロが1年越しで開幕してこれから寝不足の日々が続くかもしれませんw
そんな中、新しいギターを買ったので紹介させいただきます!
島村楽器オリジナルモデルのRYOGA HORNET/LECというギターを、この度中古で手に入れました。
このギターについて話す前に、自分の中でもしギターをオーダーで作るとしたら、どういう木材の組み合わせで作るか?どういう仕様にするか?という妄想をしてた事からお話したいと思います。
オーダーギター。ギターを弾く人間としては憧れますよね!
この世に1本しかない自分だけのモデル♫
去年の春に革ジャンをオーダーした時も、自分のこだわりを詰め込んでこの世に2着とない革ジャンを作ってもらいましたが、オーダーをするまでの妄想がまぁ楽しいんですよ(^^)
そんな妄想をギターのオーダーにおいても考えてまして、今メインのレスポールとは少し違うキャラでボディは軽く、尚且つ良い音って事で考えた結果
・ボディ材はスワンプアッシュトップ、マホガニーバック
・ボディシェイプはジャガー、艶消しフィニッシュで木目が目立つようシースルーフィニッシュ
・マホガニーネックにエボニー指板、セットネックでヒールレス加工、ミディアムスケール
・ヘッドはレスポールのような3連×2の形
・ブリッジはT.O.M
・ピックアップ構成はフロントがP-90、リアが出力が少し弱めのヴィンテージ系ハム
・コントロールはレスポールのような2ボリューム2トーンに加えて、グレッチみたいなマスターボリュームをブリッジ付近に設置
等々、これでもかってこだわりを詰め込んたギターをオーダーする妄想をよくしていたわけです(^^;;
実際にそんなドンピシャなスペックのギターなんかあるわけなく、近いスペックでも市販のギターでは無いだろうと思い、試しにググってみた所…
あったんですねぇこれが!!!
今回購入したRYOGAが、まさに木材スペックにおいてはほぼ理想通りのギターです♫
https://www.ryogaguitars.com/guitar/hornet/hornet-lec.html
定価で9万弱のギターで、ボディ材はスワンプアッシュトップのマホガニーバック、ネックはマホガニーでミディアムスケール、セットネックのヒールレス加工と、ここまでは自分が思い描いていた通りのスペックです。
ブリッジはさすがにレスポールのようなT.O.Mではなく裏通しで、ピックアップ構成もシングルとハムでしたが十分納得出来る仕様。
ボディシェイプも慣れ親しんだレスポールに近いシェイプで、厚さはレスポールスペシャルより少し薄い40ミリ。
本体のコントロールツマミは各ピックアップのボリューム2個と全体のトーンの3つで、トグルスイッチの位置もレスポールと同じで問題無し。
フィニッシュも艶消しのシースルーフィニッシュで、アッシュの木目がとても綺麗に映えますし、青っぽい色味もとても気に入ってます!
ネックも触り心地が良く、ヒールレス加工されているのでハイポジも弾きやすく、メインのレスポールよりは細く握りやすい形状で弾き心地もバッチリ!
最終フレットまで指が届きます。
そして、最大の特徴がとにかく軽い事!
重さが何と驚愕の2.7kgです\(^o^)/
未だかつてこんなに軽いギターと遭遇した事ありませんでした。
メインのレスポールカスタムが4.7kgあるので、2kgも軽いと立って弾いた時の取り回しも楽チンですし、何よりオッサンの身体に優しいw
我ながらよくこんなモデル見つけたな〜とビックリしましたよ(^^)
しかも、愛知県内で中古楽器で売ってましたから、これはもはや運命だなとすら思えてきました!
元々、島村でRYOGAを販売してたのは知っていましたが、オリジナルデザインで国産で頑張ってるんだろうけど、トラディショナルなデザインが好きな僕には刺さらず、値段もやけに高い事から少し小馬鹿にしてました(^^;;
これで定価20万近くするのは無いだろうと…
ただ、一昨年にリーズナブルなRYOGAが出ていた事にはそこまで興味も無く、こんな自分の嗜好に合ったモデルが発売されていた事には全く気付かずにいましたので、この機会に小馬鹿にしていた事をお詫びしますm(_ _)m
ここからは音や、実際のプレイヤビリティー等についてレビューしていきます。
音については、今持っているギターの中では1番音抜けが良いように感じます。
スワンプアッシュの恩恵なのか、とにかく明るい音がしますね!
良い意味での音の軽さで、コードをかき鳴らすと気持ちが良いです♫
悪く言えば、ローが少し弱いかなと…
これは、ボディの軽さや厚さ、ネックの太さも関係しているのかなと思います。
ボディやネックは確かにもうちょい厚みがあってもいいかなと思いますし、ローが少し弱いのはこういった要因が絡んでいるんでしょうね。
この辺りは、家ではなく実際にスタジオで大音量で弾いてみて、より如実に現れる気がします。
あんまりローが出ないギターを大音量で鳴らすと、ハイがシャーシャー言ってうるさいだけになっちゃいますから…
ただ、積んでるリアピックアップがまぁまぁパワーがあるタイプのようで、そこでローを補ってる感じはします。
マホガニーネックの恩恵か、ソロの音にも粘りがあります。
そして、フロントのシングルコイルが思っていた以上に良くて、フロント単体で弾いてもリアとミックスさせても、使える音を出してくれます♫
まともなストラトを持った事が無いので、フロントのシングルコイルの音がこんなに色々と使えるとは思ってもみませんでしたね!
ピックアップのボリュームもそれぞれ独立しているので、組み合わせ次第で色々な音が作れます。
レスポールに慣れているので、ボリュームを弄ってギター本体で音作りするのも今までのように楽しめます♫
個人的には、オーバードライブの音を作っておいてフロントのボリュームを少し絞って、クリーンな音にしておいてリアはボリューム全開で、ピックアップセレクターで音を切り替える使い方がレスポールよりやりやすくてとても楽しいです(^^)
スイッチング奏法も出来ますしw
あとは、とにかく軽い事ですね!
まさか3kg切る軽さだとは思わず、この軽さで心配していたヘッド落ちが無いのは素晴らしい設計だと思います。
持ち帰る時、ケースに入れて背負ってあまりの軽さに思わず笑っちゃうくらいでしたからw
以上、昨年以来のMy new gearなギター、RYOGA HORNET/LECの紹介でした!
自分史上、1番軽いギターでとにかく取り回しが楽チンで、音のキャラクターもかなり明るいギターで、形もトラディショナルなモデルとは異なるモダンなデザインなので、今までに無いタイプのギターがラインナップに加わった事になります。
元々トラディショナルなギターが好きなので自分の中でモダンなデザインのギターってそんなに興味無かったんですが、このRYOGAを持ってみてモダンなデザインも悪く無いなと思いました。
それでも、フロイドローズとかの新しいスペックには多分これからも興味は出ないかな(^^;;
まぁ、弦交換が面倒ってだけですけどw
あとは、何より見た目が気に入りました!
今までシースルーで艶消しフィニッシュのギターって持っていなくて、ベタ塗り艶有りなギターばかり弾いていたのでRYOGAの見た目はとても新鮮ですし、アッシュの木目が綺麗に映るようなフィニッシュで、眺めて良し触って良しなギターです(^^)
つい、ネックの裏とかスリスリしてしまいますw
持ってるギターの色も
カスタム:黒
スペシャル:白
テレキャス:黄色
Aria:赤
安ストラト:茶色
Martin:ナチュラル
RYOGA:青
と、被る色が無くてバランスが良い!
音については、実際にスタジオの大音量で鳴らしてみないとわからない事もありますが、この抜けのよさがバンドアンサンブルにどう馴染むのか楽しみですし、この軽さだとリハでも疲れないだろうという期待もあります!
次のリハはコイツを持ち込んで試してみます♫
そして、今回RYOGAを購入した事により、さすがにこれ以上ギターを増やすのはスペース的にも家庭的にもよろしくないという理由で、出番がめっきり少なくなり居間のインテリアと化していた、Dearmondのセミアコ、Starfireはヤフオクへ放流する事になりました。
全然弾かなくなっちゃったもんなぁ…
音のキャラは面白いけど、そのキャラを生かす機会があまりも少なかったのと、ビグスビータイプのブリッジは弦交換がとにかく面倒だったので、已む無く放出です。
誰か、イカしたギタリストの元へ旅立って、そこでバリバリ弾いてもらってください♫
木材の個体差もあるので一概に同じとは言えませんが、もしギターを自分好みのオーダーで作ったらこんな音になるのかなと、少し参考になったような気がします。
雰囲気としては、RYOGAのこの音の延長線上になるのかなと。
実際にオーダーでギターを作る事はまぁ無いでしょうけど、自分の妄想に少し近いギターが手に入ったので、憧れのギターを手に入れた時とは違う意味で所有感が満たされています!
決して高い値段のギターでなくても、ここまで所有感が満たされるんだなと新たな発見が出来た所で、今回のエントリーを締めさせていただきます!
ではでは!
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