初めてのVOXワウ!V847

どうもです!梅雨が明けて、気が付いたらオリンピックが始まりますがいかがお過ごしでしょうか?
全くオリンピックが始まる実感が無いんですけどね(^^;;


さて、今日は初めてVOXのワウを買った話をしようかと思います。
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今回買ったのはVOXのワウの定番、V847です。
箱とケース付きの美品で、ハードオフにて激安で購入しました!
見た目はクライベイビーと比べるとVOXの圧勝ですね(^^)
VOXのワウというと、クライベイビーよりも効き方が地味で、マイルドな音というイメージがありました。
まぁ、元々ワウはそこまでこだわりが無かったのですが、実際に試奏してみると意外とエグくかかりましたね♫
クライベイビー程のエグさは無いけど、効きは十分でバッキングとリードのどちらでも使える音です。
個人的には、リードを歌わせるのならVOXの方が良いかもと思っています!


ここまでメインのワウはスイッチレスのクライベイビー95Qを使っていますが、ワウの踏み込み部分の裏側にあるゴムを外せば、そこまで強く踏み込まなくてもスイッチが入るとの情報を入手して、実際に試してみました。
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こうする事で座ってもスイッチONに出来ますし、実際にリハスタに持ち込んで試してみましたが、間違えてOFFにしてしまう事も無かったですし操作性も音も狙い通りでバッチリでした♫
あと、バッファーが入っているからかファズフェイスを使う時に、ファズフェイスの前段にワウを置いても音の変化が少なく普通にワウが使えるのも大きいです!
まぁ、僕はワウとファズを使う時はボードの外に置いて、ファズ→ワウの順番にしてよりエグさを出すように使っているので、その点を気にする事は無いんですけど(^^;;


久々にスイッチ付きのワウを使ってみて、どうしても音のタイムラグが出てしまう95Qは気になってしまい、見た目もVOXの方が断然好みなので、ここに来てメインワウはVOXに交代です!
重さもクライベイビーより少し軽いです。
ジミヘンも、僕が敬愛する古市コータローさんも使ってるワウはVOXですしね♫


以上、VOXのワウ・V847を購入したお話でした!
ワウも奥が深いですね♫
ジムダンロップからは、いろんなシグネイチャーモデルのワウも出してますし他のワウも色々試してみたい気持ちになりますが、今はVOXとクライベイビーの2大定番ワウを持っているのでしばらくこの2台で遊んでみようかと思います!


最近、ワウ以外にも全然高いものではないのですが細かい機材をちょくちょく買ってまして、ネタには事欠かないので連休中は特にやる事も無いですし、また近いうちにこのブログで紹介したいと思います。
ではでは!

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ファズ沼にハマる…

どうもです!

気が付けば6月も終わって、今年も半分経ったんですね。

早い!

そんな中、最近ファズ沼にハマってしまって2台、新たにファズを購入したのでそのレビューをしたいと思います。

 

 

今回購入したファズは、トーンベンダー系のAnimals pedal「ROVER FUZZ」と、ジムダンロップのファズフェイス系ペダル「JHW1」です。

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JHW1は外箱がサイケ模様☆

どちらも外回りの仕事中にハードオフへ寄って買ったのですが、店によっては思わぬ掘り出し物があってついつい散財してしまいますね(^^;;

 

まずはROVER FUZZのレビューから。

どうでもいいですけど、Animals pedalって熊の絵がカワイイですよね(^ω^)

トーンベンダー系は、今まで試したことが無くて前から実は気になってました。

最近BOSSがTB-2wを出してましたし。

まぁ、あんなめちゃくちゃなプレ値がつくペダルには興味無いんですがちょうどWhoの昔のライブ音源「Live at Leeds」やモントレーフェスのライブ音源を聴いて、ギターのピート・タウンゼントがソロを弾く際に図太いファズの音を出していたのがめちゃくちゃカッコ良く聴こえたんです♫

あの、図太くもブチブチした音を出したかったんですよね!

そこで、トーンベンダー系のペダルを探していたらAnimals pedalで比較的安価で売っているのを発見し、たまたまハードオフへ立ち寄った際に出物を見つけてしまい、試奏してお持ち帰りに至りました。

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LEVELは音量ですぐわかりましたが、残り2つのノブは一見しただけでは意味不明でよねw

それぞれ説明すると、ATTACKが歪み具合を調整するノブでATTACKが0でも十分歪んでいて、12時を越える辺りから強烈に歪みます。

音自体は古臭いファズの音で(ファズが元々古臭い歪みですが)、ペダル単体でもカッコいい音が作れますし、メインの歪みにブースターとして使っても良い仕事をしてくれます。

ギター本体のボリュームについてくるのも意外な発見でして、ボリュームを絞ればバッキングにも使える歪み具合でその音も気持ちが良いです!

そして、謎のWOOLですが上げていくとコンプレッションがかかって、音の密度が増していく感じになります。

ここを上手く調節すると、音のブチブチ感に繋がっていくのですが上げ過ぎると窮屈な感じの音で、抜けも悪くなるので注意が必要です。

 

僕のファズの使い方は、メインの歪みにブースターとして使う事が多いのでそういうケースではこんなセッティングで弾いてます。

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歪みはゼロに近いくらいで十分、ボリュームを上げ目にして、WOOLを少し上げて適度なブチブチ感を出してあげれば、ピート・タウンゼントのライブ音源に近いファズサウンドの出来上がり♫

鮮烈なデビューで、いきなりメインファズの座をかっさらっていきました!

 

ところが、ROVER FUZZを買ってメインファズも決まり、家でいろいろ弄って遊んでいて1ヵ月も経たないうちに、出張中に立ち寄ったハードオフで新たなファズを見つけてしまいます…

それがジムダンロップのJHW1になります。

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燃え滾るジミがこっちを睨んでますね~w

ジミヘンの顔がプリントされている事から想像できる通り、ファズフェイスがベースでそこにいろんな機能が付いたペダルになります。

というわけで、ここからはJHW1のレビューを。

 

ファズフェイスは実は弾くの初めてで、よく聞くのはノブをフルテンにして、クランチくらいの音にブースターとして使ってギター本体のボリュームで歪み具合を調節するという使い方。

実際にフルテンセッティングで試してみましたが、どちらもフルだとさすがに轟音過ぎてノイズもかなりのものでしたね(^^;;

やはり、古いファズフェイス以上に歪みやすく現代的にチューニングされているのでしょうか?

実際に弾く時は、写真のような時計の2時半~3時くらいで調節しています。

それでもギター本体のボリュームが全開だと、かなり図太い音で轟音になるので、バッキングには使えないですがソロを弾く分にはバッチリな音♫

高音弦のハイフレットでソロを弾くと気持ち良いです!

そして、ギター本体のボリュームにROVER FUZZ以上に反応するので、ボリュームを6~7くらいに絞るとバッキングするのにちょうど良い歪み具合になり、更に絞るとイイ感じにハイがキラキラしたクランチ~クリーンな音へと変わっていきます。

これが所謂「鈴鳴りトーン」と言われる音ですね♫

 

このJHW1は通常のファズフェイスに新たな機能を加えたモデルになるので、そちらについても説明します。

上と下にそれぞれ白いプッシュボタンがありまして、上のボタンはシリコンかゲルマニウムトランジスタを選択出来るボタンになります。

ファズフェイスは元々トランジスタゲルマニウムを使っていて、その後より安定した音が作れるシリコンを使うようになったというのは、そこまでファズフェイスに明るくない僕でも聞いた事があります。

音の違いはそこまで劇的に変わるわけではなく、シリコンだとトレブリー、ゲルマニウムだとマイルドなくらいの印象です。

雑な説明で申し訳ないですが(^^;;

ゲルマニウムだと、少し音が奥に引っ込みがちな印象なので、僕はシリコンの方を選択しています。

ただ、シリコンを選択するとライトがめちゃくちゃ眩しいので、写真ではゲルマニウムの方にしてます(^^;;

下のボタンはバッファーのON/OFFの切り替えになります。

バッファーはONにすると、音がよりハッキリして音量も単純にデカくなりますがギター本体のボリュームにはついてこないので、ここは好みで使い分けをする形になりますね。

今のバンドで使うなら、アンプでメインの歪みを作っているのでバッファーONにして、ソロでガッツリ音量も歪みも上げて使うのが有効かと思っています。

もう一つの使い方は、メインの歪みを軽いクランチ程度にしておいて、ファズフェイスを常時ONでバッファーはOFFにして、ギター本体のボリュームで歪み具合を調整する使い方。

ギターのボリュームが、アンプのGainツマミになったような感覚になって面白いですね♫

ちょっと遊びで弾くくらいなら、メインのオーバードライブとJHW1があればいろいろなジャンルに対応出来そうな気がします。

バッファーのON/OFFで、それぞれ特徴的な音がするのでいろんな組み合わせで遊べるペダルですね!

そこが普通のファズフェイスより使い勝手が良い所なので、ファズフェイスデビューに最適なペダルだったのかなと!

そして、このペダルを使うとジミに下から思いっきり睨まれているので、下手な演奏は出来ないというプレッシャーにも晒されますw

 

以上、ROVER FUZZとJHW1のレビューをお届けしました!

完全にファズ沼にハマってしまいましたねw

もうファズはいらないだろうと頭ではわかっていても、ついつい買ってしまう恐ろしい沼ですよ…

まぁ、この年代のファズがいいとか、ゲルマやシリコンがどうのこうの、っていうレベルまでハマっていないですし、これで一通りファズは手持ちで揃ったので、新たに買う事は無いかと思いますがどうなる事やら(^^;;

どちらをメインのファズとして使うかは、完全にその時の気分次第な状況になってますw

どっちもそれぞれいい音するんですよね~!

こうやって、機材にあーだこーだ悩んで音作りを楽しむのも、ギター弾きの特権って事で締めたいと思います!

 

ではでは!


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My new gear!RYOGA HORNET/LEC

どうもです!

約1ヶ月ご無沙汰してしまいましたが、あっという間に梅雨入りして、6月に入り、衣替えもして夏が迫ってきてる感じですね。

今から今年の夏の暑さが怖いです(^^;;

そして、海外サッカーはユーロが1年越しで開幕してこれから寝不足の日々が続くかもしれませんw

 

そんな中、新しいギターを買ったので紹介させいただきます!

島村楽器オリジナルモデルのRYOGA HORNET/LECというギターを、この度中古で手に入れました。

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このギターについて話す前に、自分の中でもしギターをオーダーで作るとしたら、どういう木材の組み合わせで作るか?どういう仕様にするか?という妄想をしてた事からお話したいと思います。

 

オーダーギター。ギターを弾く人間としては憧れますよね!

この世に1本しかない自分だけのモデル♫

去年の春に革ジャンをオーダーした時も、自分のこだわりを詰め込んでこの世に2着とない革ジャンを作ってもらいましたが、オーダーをするまでの妄想がまぁ楽しいんですよ(^^)

そんな妄想をギターのオーダーにおいても考えてまして、今メインのレスポールとは少し違うキャラでボディは軽く、尚且つ良い音って事で考えた結果

 

・ボディ材はスワンプアッシュトップ、マホガニーバック

・ボディシェイプはジャガー、艶消しフィニッシュで木目が目立つようシースルーフィニッシュ

マホガニーネックにエボニー指板、セットネックでヒールレス加工、ミディアムスケール

・ヘッドはレスポールのような3連×2の形

・ボディ厚はレスポールスペシャルと同等かそれより少し厚め

・ブリッジはT.O.M

・ピックアップ構成はフロントがP-90、リアが出力が少し弱めのヴィンテージ系ハム

・コントロールレスポールのような2ボリューム2トーンに加えて、グレッチみたいなマスターボリュームをブリッジ付近に設置

 

等々、これでもかってこだわりを詰め込んたギターをオーダーする妄想をよくしていたわけです(^^;;

実際にそんなドンピシャなスペックのギターなんかあるわけなく、近いスペックでも市販のギターでは無いだろうと思い、試しにググってみた所…

 

あったんですねぇこれが!!!

 

今回購入したRYOGAが、まさに木材スペックにおいてはほぼ理想通りのギターです♫

https://www.ryogaguitars.com/guitar/hornet/hornet-lec.html

定価で9万弱のギターで、ボディ材はスワンプアッシュトップのマホガニーバック、ネックはマホガニーでミディアムスケール、セットネックのヒールレス加工と、ここまでは自分が思い描いていた通りのスペックです。

ブリッジはさすがにレスポールのようなT.O.Mではなく裏通しで、ピックアップ構成もシングルとハムでしたが十分納得出来る仕様。

ボディシェイプも慣れ親しんだレスポールに近いシェイプで、厚さはレスポールスペシャルより少し薄い40ミリ。

本体のコントロールツマミは各ピックアップのボリューム2個と全体のトーンの3つで、トグルスイッチの位置もレスポールと同じで問題無し。

フィニッシュも艶消しのシースルーフィニッシュで、アッシュの木目がとても綺麗に映えますし、青っぽい色味もとても気に入ってます!

ネックも触り心地が良く、ヒールレス加工されているのでハイポジも弾きやすく、メインのレスポールよりは細く握りやすい形状で弾き心地もバッチリ!

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最終フレットまで指が届きます。

そして、最大の特徴がとにかく軽い事!

重さが何と驚愕の2.7kgです\(^o^)/

未だかつてこんなに軽いギターと遭遇した事ありませんでした。

メインのレスポールカスタムが4.7kgあるので、2kgも軽いと立って弾いた時の取り回しも楽チンですし、何よりオッサンの身体に優しいw

我ながらよくこんなモデル見つけたな〜とビックリしましたよ(^^)

しかも、愛知県内で中古楽器で売ってましたから、これはもはや運命だなとすら思えてきました!

 

元々、島村でRYOGAを販売してたのは知っていましたが、オリジナルデザインで国産で頑張ってるんだろうけど、トラディショナルなデザインが好きな僕には刺さらず、値段もやけに高い事から少し小馬鹿にしてました(^^;;

これで定価20万近くするのは無いだろうと…

ただ、一昨年にリーズナブルなRYOGAが出ていた事にはそこまで興味も無く、こんな自分の嗜好に合ったモデルが発売されていた事には全く気付かずにいましたので、この機会に小馬鹿にしていた事をお詫びしますm(_ _)m

 

ここからは音や、実際のプレイヤビリティー等についてレビューしていきます。

音については、今持っているギターの中では1番音抜けが良いように感じます。

スワンプアッシュの恩恵なのか、とにかく明るい音がしますね!

良い意味での音の軽さで、コードをかき鳴らすと気持ちが良いです♫

悪く言えば、ローが少し弱いかなと…

これは、ボディの軽さや厚さ、ネックの太さも関係しているのかなと思います。

ボディやネックは確かにもうちょい厚みがあってもいいかなと思いますし、ローが少し弱いのはこういった要因が絡んでいるんでしょうね。

この辺りは、家ではなく実際にスタジオで大音量で弾いてみて、より如実に現れる気がします。

あんまりローが出ないギターを大音量で鳴らすと、ハイがシャーシャー言ってうるさいだけになっちゃいますから…

ただ、積んでるリアピックアップがまぁまぁパワーがあるタイプのようで、そこでローを補ってる感じはします。

マホガニーネックの恩恵か、ソロの音にも粘りがあります。

そして、フロントのシングルコイルが思っていた以上に良くて、フロント単体で弾いてもリアとミックスさせても、使える音を出してくれます♫

まともなストラトを持った事が無いので、フロントのシングルコイルの音がこんなに色々と使えるとは思ってもみませんでしたね!

ピックアップのボリュームもそれぞれ独立しているので、組み合わせ次第で色々な音が作れます。

レスポールに慣れているので、ボリュームを弄ってギター本体で音作りするのも今までのように楽しめます♫

個人的には、オーバードライブの音を作っておいてフロントのボリュームを少し絞って、クリーンな音にしておいてリアはボリューム全開で、ピックアップセレクターで音を切り替える使い方がレスポールよりやりやすくてとても楽しいです(^^)

スイッチング奏法も出来ますしw

あとは、とにかく軽い事ですね!

まさか3kg切る軽さだとは思わず、この軽さで心配していたヘッド落ちが無いのは素晴らしい設計だと思います。

持ち帰る時、ケースに入れて背負ってあまりの軽さに思わず笑っちゃうくらいでしたからw

 

以上、昨年以来のMy new gearなギター、RYOGA HORNET/LECの紹介でした!

自分史上、1番軽いギターでとにかく取り回しが楽チンで、音のキャラクターもかなり明るいギターで、形もトラディショナルなモデルとは異なるモダンなデザインなので、今までに無いタイプのギターがラインナップに加わった事になります。

元々トラディショナルなギターが好きなので自分の中でモダンなデザインのギターってそんなに興味無かったんですが、このRYOGAを持ってみてモダンなデザインも悪く無いなと思いました。

それでも、フロイドローズとかの新しいスペックには多分これからも興味は出ないかな(^^;;

まぁ、弦交換が面倒ってだけですけどw

あとは、何より見た目が気に入りました!

今までシースルーで艶消しフィニッシュのギターって持っていなくて、ベタ塗り艶有りなギターばかり弾いていたのでRYOGAの見た目はとても新鮮ですし、アッシュの木目が綺麗に映るようなフィニッシュで、眺めて良し触って良しなギターです(^^)

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つい、ネックの裏とかスリスリしてしまいますw

持ってるギターの色も

カスタム:黒

スペシャル:白

テレキャス:黄色

Aria:赤

ストラト:茶色

Martin:ナチュラ

RYOGA:青

と、被る色が無くてバランスが良い!

 

音については、実際にスタジオの大音量で鳴らしてみないとわからない事もありますが、この抜けのよさがバンドアンサンブルにどう馴染むのか楽しみですし、この軽さだとリハでも疲れないだろうという期待もあります!

次のリハはコイツを持ち込んで試してみます♫

 

そして、今回RYOGAを購入した事により、さすがにこれ以上ギターを増やすのはスペース的にも家庭的にもよろしくないという理由で、出番がめっきり少なくなり居間のインテリアと化していた、Dearmondのセミアコ、Starfireはヤフオクへ放流する事になりました。

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全然弾かなくなっちゃったもんなぁ…

音のキャラは面白いけど、そのキャラを生かす機会があまりも少なかったのと、ビグスビータイプのブリッジは弦交換がとにかく面倒だったので、已む無く放出です。

誰か、イカしたギタリストの元へ旅立って、そこでバリバリ弾いてもらってください♫

 

木材の個体差もあるので一概に同じとは言えませんが、もしギターを自分好みのオーダーで作ったらこんな音になるのかなと、少し参考になったような気がします。

雰囲気としては、RYOGAのこの音の延長線上になるのかなと。

実際にオーダーでギターを作る事はまぁ無いでしょうけど、自分の妄想に少し近いギターが手に入ったので、憧れのギターを手に入れた時とは違う意味で所有感が満たされています!

決して高い値段のギターでなくても、ここまで所有感が満たされるんだなと新たな発見が出来た所で、今回のエントリーを締めさせていただきます!

 

ではでは!

 

 

使ってみないとわからない事

どうもです!

GWも終わって、名古屋は例年と比べるとだいぶ早いですがもうすぐ梅雨入りするかもなんて言われてます。

コロナも終息せず、愛知県も緊急事態宣言が出てしまい、飲食店は20時で閉まってしまう状況で去年に逆戻りですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

ちょうど去年の今頃と言えば、国から補助金が出てた頃でその補助金レスポールスペシャルを買いました!

買ってもうすぐ1年になりますが、今回は機材を購入してから改めてわかる事について、話してみようかと思います。

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このようなエントリーを書くのに至ったのは、実は去年買ったレスポールスペシャルが弾いていくうちにどんどんアラが見えてきて、調整してもなかなか上手くセッティングが決まらず、結局長期入院した経緯があったからなんです。

購入する前に試奏した時は、弾き心地について多少弦高が高いかなぁというくらいで、そこまでは気になる事はありませんでした。

少し弦高調整すればどうにかなるだろうくらいに思ってました。

久々に良いギターを購入した嬉しさから、感覚が麻痺してたって事も関係してるかもしれませんねw

実際、音は最初から良かったですし♫

ただ、家で長い時間弾いていくうちに、どうにも弾き辛さを感じる部分が出てきて、素人の自分が調整するだけでは手に負えないようになってきました…

 

具体的に気になるポイントとしては

①弦高を下げると、特定のポジションでビビったり酷い場合は音が出なかったりするので、弦高を好みの高さまで下げられない

②フレットのエッジが若干引っかかる

③ナットの調整がイマイチで、特に高音弦側でチューニング中「ピキッ」と音が鳴るケースが多い

④ナットが不安定だからか、チョーキングした後のチューニングも不安定(特に3弦)

 

僕のメインギターで、同じギブソンレスポールカスタムと比べると弾きやすさは歴然で、元々のグレードが違うギターなので差があるのは仕方ないのかもしれませんが、それでも不具合が気になって弾き辛さを感じてしまいます…

フレットも、カスタムよりは高さがあるタイプのものが打たれているようで、スライドをする時にも若干引っかかるなと思っていました。

何より致命的なのがチューニングの狂いやすさで、チューニングしてる時に頻繁にナットの部分で「ピキッ」と鳴ってなかなか合わないばかりか、チョーキングを何度かするとかなりの確率でチューニングが狂ってしまうので、実戦で使うのに躊躇するレベルでした…

そこで、普段リハに入ってるスタジオに常設されている楽器店でリペアをお願いする事にして、まずはネックやナットの状態を見てもらった所、なかなかな問題を抱えているギターだと宣告されてしまいます∑(゚Д゚)

 

まず、ネックが若干波打っていて、この状態だと弦高を下げると特定のフレットでビビったり、音が詰まったりしてしまう事。

そして、フレットも擦り合わせの必要な箇所がある事、若干フレットが浮いてる箇所もある事、ナットの調整が不完全である事等様々な問題点が浮かび上がってきて、ちゃんと直すのであれば少し時間と費用がかかります。と、リペアの方から言われてしまいました。

せっかく買った新しいギターをちゃんと弾ける状態にしておきたかったので、長期入院させる事になったわけですが、買ったばかりの時にはここまでの状態だとは気が付きませんでしたね…

値段も安かったので、ある程度仕方ない部分はありますが、僕自身も買う時にもっと注意深く状態を見ておかないといけなかったと思います。

でも、見た目が良くて音も良い。その上値段もお値打ちとなるとそういう部分が見えなくなっていたんですね。

リペアの方も外部委託という形で修理を承ってくれて、そこまでの大手術をしなくても直る状態なので安い値段で直るプランを提案してもらい、2ヶ月近く預かってもらった結果、上記の問題は無事全て解決しました!

 

退院したスペシャルは、以前とはまるで別のギターになって帰ってきました♫

こんなに弾きやすかったっけ?ってくらいに弾きやすくなっていて、メインのカスタムと比べてもプレイヤビリティは遜色無いです!

チューニングの問題も解決して、フレットのエッジも丁寧に処理してもらって擦り合わせもしてもらったおかげで、ノンストレスで弾く事が出来ます!

ようやく1軍に昇格した感じですね(^^)

 

メインのアンプであるマーシャルとも相性バッチリです♫

カスタムと比べると音の重心が高くて、ハムよりも音の芯が残ってミッドからハイがコリッとした質感の、コードをかき鳴らすと気持ちの良い音です!

マーシャルだと、その辺りのギターの特性がしっかり出てきますね。

P-90って気持ちの良いミドルが出てくるんですよ♫

歪ませ過ぎると特徴が薄れてしまいますが、今のバンドで出してるような音だとバッチリハマります!

またバンドで使ってみようかなと!

何より軽いですしw

 

スペシャルが長期入院から退院して、弾きやすくなって帰ってきたってお話ですが、こういう事ってギター本体に限らずエフェクターやアンプにも当てはまるのかなと、機材が売り買いしてきた今実感してます。

楽器店の短い時間の試奏だけでは、その機材の全てを把握するのは難しいですし、実際に長く使う事でそのエフェクターやアンプの、試奏した時にはわからなかった良い所が見つかったりするものなんだと思います。

僕の場合ですとBD-2がそうですね。

試奏した時には全く魅力を感じませんでしたが、JB-2に付随している事でちゃんと向き合ってみたら、定番と呼ばれるのも納得のいくペダルなんだと気付く事が出来ました!

今ではその定番枠をSD-1に取られてしまいましたがw

その逆も然りで、今回のスペシャルについてはまさにそのケースだったわけです。

ギターの機材を買っていく限り、使ってみないとわからない事が常につきまとっていくんでしょうね。

それが機材を買う楽しみでもありますし、好奇心は常に持っていたいと思います!

 

と、機材を今後も買う言い訳が出来た所で締めますw

 

ではでは!

マーシャルをぶっ放してみた♫

どうもです!

GWに突入しましたね。

まぁ、今年もコロナ禍でどこかに出かける予定も無いので、近所をブラブラするくらいでのんびり過ごそうかなと(^^)

 

さて、前回のブログでマーシャルのSC20Cを購入したお話をしましたが、先月末にバンドでリハがあってスタジオに持ち込んで爆音でぶっ放す機会があったので、音作り等色々と気付いた事についてお話したいと思います!

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バンドのリハでは、家で作り込んできたセッティングで音を出すのを楽しみにしていたのですが、まずアッテネーター無しで音を出して思ったのは、とにかく音量がデカい事∑(゚Д゚)

ちょっとマスターボリューム捻ったら、20wのアンプとは思えないとてつもない音量が出て、まぁビックリしましたよw

5wに出力落としても十分デカいです。

前回のブログで、SC20Cはマスターボリュームをある程度上げて、それからプリアンプのゲインを上げると良い音作れると書きましたが、マスターボリュームをある程度まで上げてしまうと音量がデカくなり過ぎて現実的ではないですね…

元々マーシャルの音はハイ上がりなのに、マスターボリュームを上げると更にハイがうるさくなって音の収拾がつかなくなってしまいました。

リハの時にはスタジオ備え付けのJC-120の上に置いて、スピーカーの正面から音を聴いていたので尚更です。

挙げ句の果てにはボーカルにうるさいと言われる始末(´Д` )

ウチのバンドは爆音を売りにしているのではなく、あくまで歌があってのバンドなのであまりにデカ過ぎる音は、アンサンブルにとって邪魔でしかないのです。

歌を邪魔してしまうのは本末転倒なので、結局リハの最中には細かい音の修正は出来ず、マスターボリュームを下げて対応をするしかありませんでした…

マーシャルは音がデカいとは聞いてましたが、小型の真空管アンプでもその特徴が生かされているとは(^^;;

 

さすがにこのままだと、せっかく買ったマーシャルのSC20Cがバンドで使えないので、一度スタジオへ持ち込んで個人練に入ってみる事にしました。

前にオレンジのRocker 15 terrorをスタジオに初めて持ち込んだ時も、納得のいく音が最初から作れなくて個人練でみっちり音作りを詰めた経緯があったのです。

やはり、家でアッテネーター込みでの小音量で鳴らすのと、スタジオのデカい音で鳴らすのとでは全然聴こえ方が違うので、1人でじっくり音を作り込む作業は初めて使うアンプでは必要ですね。

ちょうど前回のリハが終わって、メインのレスポールを調整に出していて完了したと連絡が入ったので、引き取りがてらSC20Cを持ち込んで、今日2時間個人練に入ってガッツリ音作りをしてみました♫

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一から音作りを詰める時に自分なりのやり方ってのが実はありまして、前にオレンジのアンプでも試したやり方が、まずアンプのEQを全部ゼロにして、そこから各パートを少しずつ上げていく方法です。

人によっては全てのツマミをフルテンにして、そこから削っていくやり方もあるようですが僕の場合は逆です。

減点式より加点式ですねw

ここで、全部EQをゼロにして思ったのが、トレブルはゼロでも十分ハイが出てるなって事。

マーシャルのアンプがハイ上がりなのは百も承知とは言え、ここまでハイが強いアンプなのかと改めて知る事となりました。

そして、マスターボリュームは上げ過ぎると音が収拾つかなくなるので、プリアンプのツマミで歪み具合をある程度決めてしまって、マスターボリュームは単純に音量調整として使います。

マスターボリュームを上げるとパワーアンプの歪みも加わって、より深みのある歪みになるかと思うのですがアマチュアでやってる僕のようなギター弾きがやるライブやらリハやらでは、そこまでの音量が出せないのでパワーアンプの歪みは期待しないでおくのが良さそうです。

EQについてもトレブルは極力下げて、ミドルも上げ過ぎると音がキンキンするので以前ほどは上げないように控えめに、ベースは適切な音量でもスカスカにならずに音圧が出るくらいに、プレゼンスは最後の微調整に使うように設定したら以下のようにまとまりました!

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左から

PRE-AMP:7

Master Vol:2〜3

TREBLE:2

MIDDLE:6

BASS:6

PRESENCE:2〜3

 

何度もツマミを弄って、アンプ直で納得のいく音がこのセッティングでようやく固まりました♫

ハイがうるさ過ぎず、ミッドローもコシがあり、ブリッジミュートでもズンズンきて、ピッキングの強弱でニュアンスがつけやすく、ギター本体のボリュームにもしっかりついてくる音です。

バンドで合わせてみないと何とも言えないですし、これで完成では無いですが基本となる音はこのセッティングで出せますので、あとはここから微調整すれば対応は出来るかと!

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エフェクターボードもマーシャル用の簡易ボードを持ち込んで、こちらもセッティングを詰めてきました。

やはり、アンプの音量を抑えた方がエフェクターのかかり具合にも余裕がありますし、SD-1でのミッドブースト気味な歪みも、前回のリハの時よりノリが良く効果がわかりやすいです。

ミドルも抑えた方が、ブースターを噛ませた際の効果がわかりやすいので、多少の余裕を持たせた方が良さそうです。

クリーンブースターの音量変化も如実にわかりやすく効果が出ました!

今までどんだけデカい音で弾いてたかって話ですねw

 

以上、マーシャル SC20Cのセッティングについてのお話でした!

前回のブログでマーシャル特集のギタマガを読んで、いろいろセッティングを参考にしたとお話しましたが今回自分でセッティング弄ってみて、マーシャルは他人のセッティングがまるであてにならない、難しいアンプだという認識に至りました。

プロギタリストのマーシャルのセッティングでも、たまに極端なセッティングを見る事がありますし(アベフトシやトムモレロ等)、付き合い方が難しいアンプだからこそ極端なセッティングにしてでも、自分の音を作っていくアンプなんでしょうね。

実際に、トレブルとプレゼンスを0にしてミッドとベースをフルテンにした通称、アベフトシセッティングでもそれなりに良い音が出たのも事実ですw

それだけに、付き合い方がわかってドンピシャなセッティングが出来たら、最高の音を出してくれる相棒になってくれるのではないかと思っています♫

ピッキングでも変わってくるんだろうなぁ。

この固まったセッティングで、実戦投入をするのが今から楽しみです!

 

ではでは!

 

追記

写真撮るの忘れましたが、スタジオに備え付けのマーシャル4発キャビにも繋いで弾いてみたところ、10インチ1発よりもレンジに余裕があって、ハイのうるさい部分が抑えられてマイルドに聴こえました。

出力に余裕があると言えばいいのか、10インチ1発で無理して出している音を12インチ4発で、包み込むような音に仕上げてくれた印象です。

同じセッティングでも、キャビでこうも変わるか?ってくらいに音が違いましたね。

まぁ、スタジオやライブハウスに置いてあるキャビネットも、スピーカーの消耗具合等のコンディションで音が変わってくるので一概に同じ音が出るとは言えませんが、キャビネットによる違いが如実に感じられたのは新鮮な体験でした。

こうなると、より手軽に持ち運びが出来るミニヘッドタイプのマーシャルが欲しくなってきたのも事実ですが、さすがにこれ以上は散財出来ないので諦めます(^^;;

候補はシルバージュビリーのミニヘッドだな〜!と、妄想だけ膨らませておく事にしますw

Marshallの匂いでトンじゃって大変さ!SC20C

どうもです!

名古屋は春でも陽が落ちたら寒かったりして、まだまだ暖かいアウターがしまえない陽気です。

一昨日なんか最低気温が5℃でしたからね∑(゚Д゚)

 

今回はタイトルにもある通り、マーシャルのコンボアンプであるSC20Cを購入したので、そのレビューについてお話しします!

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ずっと前からマーシャルの音って好きで、いわゆるわかりやすいロックな音がする「ロックの教科書」的なアンプだと思っています。

キメの粗い歪みなんですよね。

一時期、メサブギーのレクティファイヤーに代表されるようなキメの細かい歪みが好きな時期もありましたが、今ではマーシャルのような音が断然好みなので、ずっと欲しいとは思ってました。

それも、JCM800のような少し古いマーシャルが好きで、今回購入したSC20CはJCM800を模した音なので、以前に楽器店で試奏して以来ずっと気になっていて、メルカリやヤフオクでちょくちょくチェックをしていたところ、今回出物をついに見つけてしまいました!

昨年の11月購入の、ほぼ新品なのを定価の半額に近い価格で買えたので、我ながら本当に良い買い物が出来たなと思います!

また、ヘッドアンプは既に2つ持っているので、コンボの良いアンプがずっと欲しくて、SC20Cはスピーカーの径が10インチで大きさも重さも何とかマグナカートで運べるサイズですし、これでキャビネットが無いハコでもアンプを持ち込んで音を作れます!

本体重量は15キロ弱で、デカい要塞のようなボードを持っていくようなもんだと思えば大丈夫かなと(^^;;

 

音についてのレビューは、そこまでガッツリとは歪みません。

GainをMAXにしてもクランチの延長線上の歪みなんですが、ロックな音をやるには十分ですし、ちょうど良い歪みです♫

より歪ませたいのなら、ブースターが必須になりますが今やってるバンドなら必要無いかなと。

ピッキングニュアンスが出しやすくギターのボリュームの追随性も抜群で、ハッキリ言ってヘタクソなのがバレますw

ヘタったピックで弾くと本当に冴えない音になりますからね。

だからこそ、セッティングがバッチリハマってしっかり弾けば、最高な音を出してくれます!

マーシャルのクランチって、こんなに良い音するんだ♫と、改めて気付かされました!

JCM800を使っているギタリストだと、昔のスラッシュやレイジのトムモレロが僕の好きな音を出していて、アンプ直でその好きな音に近い音が簡単に作れたのは嬉しかったですね(^^)

 

音量については、5wと20wで出力を切り替えられるようになってますが5wでも音はデカいです。

家ではアッテネーターが無いと弾けないですね(^^;;

5wにしても、マスターボリュームを1より上げるとなかなかの爆音ですが…

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今回、出品者の方がベルデンのスピーカーケーブルをオマケで付けてくれたのです!

純正のスピーカーケーブルだと短くて、アッテネーターを繋げなかったのですがこの通称「ウミヘビケーブル」に付け替える事で、長さを稼げてアッテネーターを使えるようになりました。

スピーカーのサイズが10インチなのも幸いして、アッテネーターを使えば音量はちょうど良いですね。

夜でも弾けます!

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サウンドハウスで1,000円で売っていたアンプスタンドも買って、音のモニタリングもしやすくなりました!

立ってギター弾いても、ちゃんとスピーカーの正面から音を聴けます。

アンプスタンドに立てかけるのに伴い、アッテネーターをアンプの上に置けなくなったので100均の折り畳み椅子の上に載せています。

 

セッティングは毎日色々と弄った結果、こんな感じで決まりました。

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かなりハイ上がりな音なので、トレブルは抑え目にする事で音がまとまります。

ミドルは全開近くまで上げると、おいしいレンジが前に出てくるようになりますし、アッテネーターを繋いだ音なのでスタジオでデカい音で鳴らしてみないとわからない部分もありますが、ローは上げ目にしておいた方が音圧が出てきます。

今までメインで使っていたオレンジとは、同じイギリスで作られてるアンプでも特性が真逆ですねw

オレンジはミッドローがかなり強めに出て、音もミドルが濃密だったので、セッティングではミドルとローを抑え目にしてハイを出した方がバランスが取れていたのですが、マーシャルについては逆で、ミッドを出してハイを抑えた方が音がまとまります。

プレゼンスについては、このアンプを色々と弄ってみて気付いた事がありまして、トレブルの上の音域の調整をするのではなく、倍音を調整するノブなのだと気付かされました。

0と10にしたセッティングで試してみたところ、そこまでハイがキンキンし過ぎる事も無く、プレゼンスを上げていけばいく程倍音が増していって、音が元気になっていく感じがします。

さすがにMAXだとうるさいので6で抑えてますが、このくらいまで上げると音にちょうど良いギラつきが出てきますね!

このハイ上がりな音で、レスポールのフロントPUでコードを弾くととても気持ち良いです♫

今まで使っていたアンプだと、レスポールのフロントでコードを弾くとローが出過ぎてバッキングには使いづらかったのですが、このハイ上がりな音だとバランスが取れてちょうど良いですね!

フロントPUのボリュームを絞ったクランチトーンで、カッティングしたらたまらないですし、ブースターをかましたフロントPUの単音弾きの音もめちゃくちゃ良いです♫

マスターボリュームについては、やはり真空管アンプなので上げれば上げる程、パワー管に負荷がかかってハリのある音になりますし、音も歪んできます。

アッテネーターを繋いでるので、頑張ればMAXまで上げられますけど現実的には6〜7くらいまでですね。

このアンプを買ってからWEB上でいろんな人のレビューを見ているのですが、人間椅子の和嶋さんのレビューが興味深くて、マスターボリュームを6〜7くらいまで上げてからプリアンプで歪ませると音作りしやすいと書いてあったので、実際に試してみたところ十分に納得が出来ました!

マスターボリューム上げれば、プリアンプのGainはそこまで上げなくてもスタジオで良い音が作れるかもしれません。

そんな和嶋さんのレビューはこちらでご覧ください。

http://rockinf.net/eyes/?p=2687

 

このアンプに合わせて、シンプルでコンパクトなエフェクターボードも組んでみました。

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ついにSD-1の出番ですw

マーシャルにSD-1は相性抜群だと聞いてはいましたが、本当にピッタリです!

ソロのブースターとしても良いですし、少しヘヴィーな音を作りたいって時用のゲインブースターとしても使えます。

ザックワイルドが、自分のシグネチャーのオーバードライブを出す前にSD-1をブースターとして使っていたようで、アンプの歪みをSD-1でプッシュしてみたら初期のザックの音に近い雰囲気のザクザクした音が出ました♫

ブースターとしてはメインボードから外れたTS5でもいいのですが、両方試してみた結果、メインのレスポールで弾くならSD-1の方が音の抜け、コシといった点で軍配が上がりましたね。

テレキャスとか、シングルコイルのギターだったらもしかしたらミッドが膨らんでる、TS5の方が合うかもしれません。

あと、SD-1は単体で弾いてもバッキングで使えますので、もしライブ中アンプにトラブルが発生したとしても何とかなります。

アンプをクリーンな設定にしてSD-1をメインの歪みとして弾いたら、これまた良い音がしたんですよ♫

MXRのMicroampはクリーンブースターとして、コーラスとディレイと一緒にセンドリターンに繋いでいます。

プリアンプの後にクリーンブースターを繋ぐ事で、純粋に音量を持ち上げてくれますし、単音で際立たせたいフレーズで踏むのに重宝します。

コーラスもしばらくお蔵入りしていたエレハモのNEO CLONEが相性抜群でした。

少しかかりがエグくて、コーラスの重心も低いかなと以前は思ってましたが、久々に試したらマーシャルのハイ上がりな音にピッタリでした!

ディレイは、これまた久々に登板したグヤトーンのMD-2を引っ張り出してみたらバッチリハマったので、しばらくはコイツを使ってみようかと思います。

ワウの前に繋ぐファズは、ZOOMのUF-01で問題無し!

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コイツでそこそこブチブチしながら、バッキングでも使えるファズサウンドが出せるので今までのメインボードと遜色無いファズサウンドが出せます。

これまたハイ上がりな音との相性抜群でしたが、他にも色々ファズを試してみたくなっています(^^;;

マフではなく、ファズフェイスやトーンベンダー系のファスがハマりそうなイメージがありますが、今ファズ沼に入るのは危険w

 

以上、マーシャルのコンボアンプ、SC20Cの紹介でした!

普通な音が出る、普通に良いアンプですね!

まさにタイトル通り、椎名林檎じゃなくてもマーシャルの匂いでトンじゃって大変ですw

毎日のようにギター弾いてますからね♫

仕事で疲れて帰ってきても、レスポールをSC20Cに繋いでガツンと鳴らせば疲れが吹っ飛ぶってなもんです(^^)

もっと早く買えばよかった!

 

ギターの特性をしっかり出してくれるアンプだと思います。

ギターが持ってる色を残してくれるというか、歪み過ぎないのが良いんでしょうね。

ガンガンに歪ませ過ぎると、どのギターでも音変わらないじゃんってなっちゃいますし(^^;;

レスポールテレキャスを持ち替えて弾いてみて、今まで以上にギターの特性の違いが出たように感じました。

ちなみに、3,000円の安ストラトにも繋ぎましたがそれなりに良い音を出してくれて笑ってしまいましたw

やっぱり音を決めるのはアンプですね♫

 

このアンプを買ってから、以前にギタマガでマーシャル特集をしていた号をめちゃくちゃ読み返しました!

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プロギタリストのセッティングや、今回買ったアンプのレビューも載っていましたし、僕がSC20シリーズに興味を持ったのもこの号がきっかけです。

そして、僕の敬愛する古市コータローさんも古いマーシャルを今メインアンプとして使っていて、めちゃくちゃ良い音を出しているのもマーシャルのアンプが欲しくなるきっかけのひとつでした。

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コータローさん、俺もついにマーシャルにたどり着きましたよ!

 

早くリハスタに持っていって、デカい音量で鳴らしたくてウズウズしてます♫

今月末にバンドでリハスタ入るので、そこで試してまたこのブログでその感想を書ければと思います。

 

ではでは!

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久しぶりのサッカー生観戦

どうもです!

名古屋は3週続けて日曜日の天気が悪くて、ここ数週は土曜日に予定があったので日曜日は家に引きこもってました。

おかげで結局花見も満足に出来ないまま、桜の花が散っちゃってますけど今週は久しぶりにサッカーを観に行ったので、機材の話からは少し離れてサッカーの話をしたいと思います!

 

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昨日は豊田スタジアムで、地元の名古屋グランパスと僕が20年応援してるFC東京の試合があり、アウェイの観客も急遽入れるようになったので2019年の最終節以来、久々のサッカー観戦となりました!

サッカーもライブと同様、コロナの影響を受けていて去年は開幕戦のあとしばらく中断して、再開後も数試合は無観客での開催で、観客を入れても人数制限がありアウェイの観客もしばらくは入れないような状況。

ですので、去年はFC東京サポーターになってから初めて、年間で1試合もスタジアムへ観に行く事が出来ませんでした…

今シーズンも開幕から観客数の制限があり、アウェイの観客は緊急事態宣言もあり入れていなかったのですが、緊急事態宣言が解除された4月になって名古屋vs東京の試合で、急遽人数制限の拡大とアウェイ席の確保が発表されたので、すぐにチケットを確保して半年ぶりに生でサッカー観戦をしたのです!

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今シーズンは、対戦相手の名古屋が開幕から絶好調で負け無しの6連勝中と、まさに破竹の勢い。

この連勝を止めに来た(by シャンクス)!と言わんばかりに、東京のサポも結構来ており、試合内容も白熱したものとなりましたが結果はスコアレスドローでした。

久々のサッカー観戦なので、ゴールを見たかったのが本音です(^^;;

ただ、お互いとにかく守備が堅くてゴールは無くとも局面局面の争いはかなり熱く、最後まで目の離せない引き締まった好ゲームでした!

玄人好みの試合だったなと思います。

特に、東京は今シーズン開幕から守備がグデグデだったのにも関わらず、この日の試合はとにかく守備が素晴らしく、7試合目にして今シーズン初の無失点!

普段からこれくらい頑張ってくれた思ったのは言うまでもありませんw

次試合を観に行く機会があればゴールを見たい!

 

コロナ禍でのサッカー観戦において、当然声援は出せません。

観客も静かに観て、良いプレーについてはそれぞれ思い思いのタイミングでみんな拍手をするわけですが、これはこれでアリだなと思いました!

もちろん声援があってこそスタジアムの雰囲気が出来上がるわけですが、今こういう状況で改めて静かにサッカーを楽しむのも悪くは無いなと。

元々はゴール裏の熱狂的サポーターだった身として、徐々に静かにゆっくり座って試合を観たいというマインドになってきている所だったので、このスタイルは個人的にアリです!

そして、ゆっくりじっくり観てると選手の細かいプレーが本当によくわかります。

特に豊田スタジアムはサッカー専用スタジアムで、ピッチと客席が近いから尚更!

パスとかトラップとかターンとか身体の使い方とか、改めてじっくりプロのプレーを堪能するいい機会だなと思いました。

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スタジアムに行ったら、サッカー以外でも色々楽しめるのも生観戦の醍醐味のひとつです!

豊田スタジアムスタジアムグルメも充実しているので、いろんな店が出店している中から美味しそうなお店で昼飯買って、堂々と昼からビールで買ってきた飯を流し込むという、サッカー観戦時のお決まりのコースを久々に堪能しましたよ( ^ ^ )/□

写真のステーキ丼も美味しかった〜(^人^)

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この日は地元のローカルプロレス団体がリングをこしらえて、何とプロレスをスタジアムの外で開催してました(^^)

途中で、これまた地元のアイドルであるチームシャチがゲストに来て、僕は密かに好きなのでついつい近くに寄って写真を撮ってしまいましたw

メンバー4人とも可愛いんだよな〜(^ω^)

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ハーフタイムにグランパスのマスコット家族と一緒に、東京のゴール裏までも来てくれましたし!

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あと、この日は僕が普段髪切ってもらっている理髪店(美容室ではないです)のGoldさんがブースを出していて、昨年からスポンサーになった事でグランパスとコラボしたジェルを使って、無料で髪をセットしてくれるイベントも催されてました。

髪は当日ワックスでセットをしていたのですが、知ってるスタッフの方がいらっしゃったので

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ご挨拶も兼ねて改めてグランパスジェルで髪をセットしてもらっちゃいました(^^)

スタッフさんも、いつも店にいる時とは違うファッションで違う雰囲気でカッコよかったな〜!

僕の髪をいつも切ってくれる人はこの日は店でお留守番で、実は去年までグランパスの選手2人の髪を切っていたのですが、今年その選手達が揃って移籍してしまったというオチがありますw

ブースも盛況で、常に誰かしら並んでるような中、東京のユニフォームを着たサポーターはさすがに僕以外誰も並んでなかったですねw

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ちなみに、そのグランパスジェルは普段愛用しております!

最近は仕事の時にはジェルでパリッと固める事が多くて、一度セットすると形が崩れないから楽チンなんですよね。

ジェルなんて使うの高校生の時以来ですけどw

 

そんな、久しぶりのサッカー生観戦を大いに満喫してきましたというお話でした。

やっぱりスポーツ観戦は楽しいですよ(^^)

サッカーも野球もプロレスも、普段から好きでテレビやらネットやらで観てますが生で観るのが一番!

こうやって観客を入れて開催出来るのは、いろんな方の努力や観に来た観客一人一人の協力があってこそな事実も、決して忘れてはいけません。

海外のサッカーは今でも無観客ですからね…

そして、スタジアムに行ったら試合以外の事も色々楽しめるのがまたいいんですよ!

まだ声援は送れませんし、コロナが再び感染拡大したら入場制限や無観客試合になる可能性もゼロではないので油断禁物ですが、今出来る事をやりながらスポーツも楽しんでいけたらいいですね。

 

ではでは!