定番を知る

どうも!

世の中春の陽気ですが、最近花粉症が酷くなってきました…

スギ花粉には反応しないんですけど、スギ花粉が落ち着いた頃にカモガヤという、一度も見た事無いイネ科の植物の花粉にめっちゃ反応するんです(´Д` )

GW前から梅雨入り前くらいまでは、目と鼻がぐしゃぐしゃな生活ですがしばし我慢ですな。

 

前回のブログで、アンプを買った店でまた掘り出し物を見つけたと書いて締めましたが、実はこんなモノを買いました。

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中華メーカー、Mooer のBlack secretというRATのコピーモデルです。

まぁ、パ◯モンとも言いますが(^^;;

Mooerは一口ういろうみたいなサイズが良いですね!

他にも空間系揺れもの系合わせて3つ持ってますw

エフェクターボードにアホみたいにペダル組んでた頃は大活躍しましたね〜!

 

で、このペダルはRATのコピーになるわけなんですが、RATって定番と言われてるペダルですけど少し前までほとんど弾いた事無かったんですよ。

むしろ毛嫌いしてました…

ネットでレビュー等を見ると、確かにクセが強いなど書かれていて好き嫌いが別れるペダルだと。

実は、高校の時に友達に貸してもらった事があるんですが、その時には全然良い音が作れなくてすぐに返してしまって、今にして思うと勿体ない事をしたな〜と反省するばかりですm(_ _)m

ガキんちょの頃に使いこなせる代物じゃ無かったんですね(^^;;

 

そんな経緯があった中で、数年前にどこかのハードオフでお目当てのペダルを試奏する時に、そのペダルの隣に置いてあったのとオッサンになった今、RATを改めて弾いてみたいと思い一緒に試奏をして、昔とは違って良い感触だったのを覚えていたのです。

Mooerはサイズも良いんですがコスト的にも、しがないサラリーマンにとってはありがたいんですよね!

特に中古だとモノによってはかなりコスパ高いモノもあったりするのですが、御多分に洩れずいつもの中古楽器屋にて、お買い得価格で売られていたのでアンプを買ったばかりなのに、ついつい試奏してしまい、10分後にはお買い上げしていました!

飲みに行くのを一度我慢すれば買える価格でしたからね(^^)

 

肝心の音ですが、数年前に試奏した時の感触そのままでしたね!

ディストーションなんですけど、歪みを抑え目にした時のクランチが乾いた感じで自分好みで、ギター本体のボリュームに対する追随性もバッチリ!

FILTERのツマミがこのペダルの肝だったんですね。

自分にとっておいしい帯域が出るし、ローカットの具合も良い感じ!

レスポールでももちろん相性良いんですが、テレキャスの方がよりハマりますね♫

もちろん、ガッツリ歪ませても迫力ある音が出ますし、クランチ〜ディストーション〜ファズまでこの1台でこなせてしまう使い勝手の良さに、何で今までRATを弾いてこなかったのかと後悔の念に駆られましたよ…

ソロ用のブースターとしても使えそう。

もっと早く知っていればその後の音作りも変わっていたでしょうし、何故定番と呼ばれるのか改めてよくわかりました!

ちなみに、ミニスイッチでVintageモードとTurboモードの切り替えが出来て、おそらくTurboモードだとTurbo RATの音が出るんでしょうけど正直な所、僕のバカ耳では音量が急にデカくなるって事以外でそこまでの違いはわからなかったので、Vintageモードだけで充分です。

 

これがあればどんなアンプでもどうにかなると思います。

前にギターマガジンで、プロギタリストにセッションで一つだけペダルを持っていくなら?というアンケートをやってましたけど、RATが結構な大差で1位だったんですよね。

今ではそれも納得です!

まぁ、自分が持ってるのはパ◯モンですがw

「RATひとつを商売道具にしているさ〜♫」

と、椎名林檎もよく歌ったもんだなと(^^)

 

コピーモデルですから、厳密に言えば音も違うんでしょうし、どうせ中華メーカーのパ◯モンだろ…と卑下される向きもあるかもしれませんが、自分のバカ耳じゃ違いも大して分からないし、安くて筐体小さいなら最高じゃないか!と割り切りまくって使ってます。

まぁ、コントロールが「FILTER」ってそのまんま書いてあるのはどうかとは思いますけど(^^;;

他にもそんな、まんまパクってるやんけ!という中華コピーペダルをいくつか持ってますが、その辺はまたいつかご紹介したいなと。

 

でも、RATについては筐体デカくてゴツいけどカッコいいし、モディファイされたヤツの評判がかなり良いし、いつか試してみたい気持ちはあります!

 

ライブでも、アンプヘッドを持ち込めない場合なんかにこのペダルとブースターとディレイがあれば何とかなるなと思っていたのですが、バンドのギターボーカルが使ってるギターとアンプに合わせてみたらドンピシャだったので、せっかく買ったのですがライブ本番ではボーカルに貸すかもしれませんw

ボーカルも真空管アンプ直の音にこだわるのはわかるんですが、個人的には決して褒められた音ではないのでエフェクターを使った音作りも考えてくれ!と、懇々と話していくうちにようやく柔軟に考えてくれるようになったので、次回のスタジオでバンドで合わせた時にどうなるか見極めてみたいと思います。

僕自身も基本はアンプで音作りますが、しばらく使わず寝かせていたペダルを、久々に使ってみたらレスポールでもテレキャスでも良い音が出たので、アンプ持ち込まないケースでどんな音を出せるのかスタジオで試してみたい気持ちもありますし。

 

試行錯誤を止めたと言って、まだ試行錯誤してるやん!って突っ込みながら締めたいと思いますw

定番と呼ばれるのには、それなりの理由があるんですねぇ!