安ストラトのレリック加工

どうもです!
今週から、仕事がいつもよりはローペースながらも復活して、ようやくいつもの日常が戻ってきたような感じになってきました。
まだまだ第二波が来る可能性もありますし、油断ならない状況が続きますがライブハウスの営業も少しずつ始まっていくのかなと思いますし、ゆっくりでも今までのように音楽が楽しめる日常が戻るといいですね!


さて、今回は自分が持っているギターの中で最安のギターに、半端なレリック加工を施した話をしようかと思います。


f:id:fkdk1:20200531174600j:image
まだ緊急事態宣言が出る遥か前に、このストラトを近所の中古楽器屋で何と3,000円で購入しました。
Friscoってメーカーは聞いた事もないんですが、メイプル指板の塗装がいい感じに剥がれていたのと、今はあまり見かけない2トーンサンバーストの塗装がすごく魅力的に見えて、僕だけにしか感じられないであろう何とも言えない怪しいオーラを発していたのです。

f:id:fkdk1:20200531174629j:image
その怪しいオーラに魅入られて、ケースは無しの価格だったので空のギターケースを持参して、試し弾きもそこそこに購入しました!
なんたって3,000円ですからw
そこらのBOSSの中古エフェクターの方が高いw


ギター単体としては、音は軽くてスッカスカでショボいですし、フレットの端は処理されておらず、チューニングも甘くてデットポイントもいくつかあるので、とても実戦で使える代物ではありません(^^;;
そんな、我が家で初めてのストラトタイプのギターとなった家専用の激安ギターは、本体も驚くほど軽いので(材質何だろw)居間にチョコンと置いておくにはちょうど良く、御座敷ギターとして家でしばらく弾いていたのですが、弾いていくうちにピカピカのボディとボロボロのメイプル指板のアンマッチぶりが気になるようになってきました。
そうなるとやる事はただ1つ!
そう、レリック加工です!


メイプル指板で2トーンサンバーストのストラトといえば、俺が大好きな先日復帰したレッチリのギタリスト、ジョン・フルシアンテの55年式のストラトが真っ先にイメージ出来たので、こいつを見本にレリック加工をしようかと思い立ちました!
f:id:fkdk1:20200531174656j:imagef:id:fkdk1:20200531174719j:image
真ん中のやつですね。
仮に失敗したとしても、3,000円で買ったギターなら痛くも痒くも無いw
って事で、ネットでつや消しやレリック加工のやり方を調べて、ホームセンターでいろんな番手の紙やすりやスクレーパーを買って、レリック加工をかましてみました!
f:id:fkdk1:20200531174748j:image
f:id:fkdk1:20200531174745j:image
これが
f:id:fkdk1:20200531174817j:image
f:id:fkdk1:20200531174821j:image
こう
インスタを賑わせている、日本一エロイと言われている某グラビアアイドルのセリフを拝借しましたが(詳しくはググってくださいw)、まぁそれっぽくなったかなと!


ピックガードや細かいパーツを外してやすりをかけるのは面倒くさいのと、元々飽きっぽくて超大雑把な性格のため、程々な出来の中途半端なレリック加工になりましたが、まぁこんなモンかなと。
ここだけの話、最初にかける番手を間違えてただ細かい傷がついただけになってしまい、スタートからいきなりつまずきまくってました(^^;;
後ろなんかは途中でつや消し加工するの諦めてますw
ただ、少し離れて見た感じだと貫禄十分なヴィンテージギターの面構えしてますので、これでいいやと自分の中で完結させています♫
居間に置いてると、3,000円とは思えないオーラを放ってるんですよね~!
今風に言うと「映え」ますw


f:id:fkdk1:20200531174950j:image
一度バンドのリハにも持って行って弾いてみましたが、普段はレスポール等のクソ重たいギターを弾いているので、とにかく軽くて楽チンでした!
ギターが軽いのは大正義だな!とまで思ってしまいますが、この安ストラトは音も安くて軽いので実戦ではさすがに使えません。
ただ、この軽い音はクランチなセッティングにすると絶妙な枯れ具合で、独特な音を奏でてくれるので、今後お遊び的なセッションで持って行って、どこまでヴィンテージのストラトだとだませるか試してみたいと思います!

レッチリのコピーとか意外とハマりそうです♫

メインの歪はブルースドライバー辺りのクランチで、その後ろにDS-1とかビッグマフを繋げばそれっぽい音出せますし!


ちなみに、こう書いていると自粛期間中にレリック加工をやったと思われがちですが、コロナの影響が出るよりもかなり前に自宅で作業してますw
自粛期間中にやったんじゃないんか~い!と、総ツッコミをされそうですが、時間はいくらでもあったのにその後レリック加工の続きもせず、そのままの状態です(^^;;
そして、レリック加工をする前にフレットの端を処理してもらったのですが、その料金がギターの本体よりも高い値段になってますw


そんな愛すべき(?)安ストラトの紹介でした!
ライブでの出番は無さそうですが、見てくれはだいぶお気に入りなのと、売っても二束三文でしょうからしばらくは手元に置いて楽しみたいと思います。


ではでは!