JB-2のパラレルモードの使い方

どうもです!

今日はNHK-FMで、「きょうは一日ヴァンヘイレン三昧」って特集をやってましたね!
途中まで聴いていて、名曲の数々を流してくれるのはもちろん曲のバックボーンや音へのこだわり、バンドやメンバーの細かいプロフィールなどを紹介してくれて、マニアックな角度からもヴァンヘイレンを紹介してくれて面白い内容でした♫
ヴァンヘイレンがカバー曲多くて、そのカバーが秀逸なのは元々クラブでバンドをやってたからだというのは、恥ずかしながら初めて知りました∑(゚Д゚)
確かにカバー曲は、何でも良い意味でヴァンヘイレン色にしてしまいますもんね!
僕等も、今組んでるバンドでカバーを数曲やっていますが、カバーをする上で自分達の色を残すっていう事は意識していきたいなと考えさせられましたよ。


さて、前回のブログでBD-2に替わるペダルを購入したという記事を書きましたが、そのBD-2を内包しているJB-2の新たな使い道をここに来て見出したので、紹介させていただきたいと思います。
Angry Driverもブラウンサウンドに近いところありますし♫


新たにSCREAMIN' BLUESを手に入れた事で、JB-2の中のBD-2は単体で使う事は無くなり、Angry Driver(以下AD)のブースターとして使う事になりました。
ADの歪みが欲しくて、JB-2を買った当初に思い描いていた使い方ですね。
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BD-2のセッティングはこんな感じで(奥のツマミ)
歪み:9時、TONE:9時、LEVEL:2時にしてます。
歪みの量はもちろん、TONEも可能な限り下げて音のザラつきを抑えてあげると、ブースターとしても非常に優秀なペダルである事を証明してくれますし、現在のメインボードのSD-1をJB-2に入れ替えて、外部フットスイッチを接続すれば普通に実戦でも使えます。

MarshallのSC20Cを持参しない時でも、JB-2を入れ替えたボードだけで対応出来ますしもし本番でアンプのトラブルがあっても、JB-2とフットスイッチを忍ばせておけば大丈夫!
ただ、今回久々にJB-2を弄ってみて、以前試してみて微妙だったパラレルモードをもう一度試してみようと思い、ツマミをああでもないこうでもないと試行錯誤して弄ってみたところ、新たな発見がありました!
ADとBD-2をパラレルで繋ぐことで、メイン歪みの前段や後段にブースターを置くのとは違う雰囲気で、ADの元の音を生かしながら音量と歪みを共に上げる事が出来るのです♫


例えばメイン歪みの前段にブースターを置くと、ゲインは稼げますが音量はそこまで上げられません。
むしろ歪ませすぎると音抜け悪くなりますよね…
逆にメイン歪みの後段にブースターを置くと、音量は稼げますがゲインはそこまで稼げないです。
ここでゲイン上げ過ぎちゃうと、元の音がだいぶ変わってしまいます。
まぁ、それを狙っての音作りもアリだと思いますが、僕の考えるブースターとしての理想の役割は元の音にゲインを足しつつ、音量も程良く上げる事。
JB-2のパラレルモードだと、このような音作りが可能です!


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BD-2側のツマミが2軸で見づらいので、2枚写真を用意しました(^^;;
セッティングは
歪み:2時半、TONE:9時、LEVEL:11時にしてます。

パラレルモードは、元の音はADになるのでその音がパラレル接続でどう変わるのか、という点をまずお伝えしたいのですが、パラレル接続にした時点で元のADの音がだいぶ硬くなります。
歪みの中にクリーントーンが混じってくるような印象ですね。
そこでBD-2の音量を上げると、歪みは乗らずクリーンブースターのような感じて全体の音量が上がっていきます。
これだけだとただのクリーンブースターなので、ここでBD-2のゲインをガツンと上げてみると、パラレル接続で硬くなった音に程良く歪みが乗ってきます。
BD-2のゲインが、クリーンミックスのような役割を果たしているとイメージしてみてください。
この状態でゲインをどんどん下げていくと、元の音もクリーントーンの成分が強くなって歪みが落ちてしまうので、原音の良さを消さないためにはある程度ゲインを上げた方が良いです。
ただ、ここでのゲインの上げ過ぎは禁物で、あまりに上げ過ぎるとブーミーになり過ぎてしまうので程々に抑えておくくらいがちょうど良いかと思います。
いろいろ試しながらツマミを弄った結果が、上記のセッティングになります。
ゲインブーストとクリーンブーストのいいとこ取りしたような音ですね♫
このセッティングだと、元の音の歪みにBD-2の歪みを上乗せしながら音量も稼げるので、JB-2を持ってる方で単音の音が抜けないという方や、普段とは違う音を出してみたいという方には是非試していただきたいセッティングです!


このようなブースターの使い方は、実は今手持ちのブースターでも出来ると言えば出来るんです(^^;;
以前に紹介しました、僕の中での万能調味料的なペダルであるZOOMのPD-01をメイン歪みの後段に置いて
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このようなセッティングにするとイイ感じにゲインを足しつつ、音量も上がってソロの時には音がめちゃくちゃ抜ける音になります♫
正直、こっちの方がJB-2のパラレルよりは良い音しますw
特に、メインの歪みが激しいディストーション系だとこの使い方は効果てきめんですね!
ただ、アンプを持参する際にメイン歪みの後段にブースターを置くとなるとセンドリターンに繋がざるを得なくて、PD-01をそのように繋ぐとペダルだけで音作りをする時と比べて、音がだいぶ変わってしまいます…
PD-01は筐体がデカくて電源も気を使わないといけないし、ボードに組み込むにはそれなりのリスクも伴わないといけないわけでして、結局ボードに組まず遊ばせています(^^;;

いつかPD-01をちゃんと組み込んだボードも作る必要があるかもしれませんね。

そうなるとボードは必然的にデカくなってしまいますが、やっぱりこのペダルは優秀だと今回JB-2を弄ってみて改めて実感しました♫

2台持ってて良かった〜(^^)


今組んでるバンドでは、メイン歪みの前段にブースターを置いて十分満足な、アンサンブルの中で抜ける音は作れているので、今まで通り前段にブースター置いておけばいいかと考えが凝り固まっていた中での、パラレル接続の新たな発見でした!

ちなみに、未だにパラレル接続について何もわかっていないんですけどねw


以上、JB-2の新たな使い方についてお話しました。
ペダルもいろいろと弄ってみて、新たな可能性が生まれるもんなんですね!
最近は多機能なペダル、機材は自分には必要無いとか、使いこなせないとか遠ざけてきましたけど何でも食わず嫌いをするのはいけませんね…
そんな事を気付かせてくれました。
今持ってて出番の無いペダルでも新たな使い方で脚光を浴びて、再び1軍入りするものも出てくるかもしれませんし、何事も可能性を諦めちゃいけないって事で、強引に締めたいと思います!


ではでは!