Xotic SL Drive

どうもです!

コロナの感染者が増えてきて、また去年の秋口頃の状況に逆戻りしそうな感じですが、油断せず感染対策をしっかりして過ごしたいですね。
春頃に計画していたバンドのライブも延期になりそうだな~…


さて、先日My new gear初めをしたばかりですが、また新たに手に入れたブツがありますので紹介します!
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XoticのSL Driveです。
新年からMy new gearが続いてますねw
僕の好きなマーシャル系、しかも古い1959 Super Leadを模した音だという事で、実は以前に試奏した事はあったのですが、その時は音がこもって聴こえてイマイチな印象だったのです…
今となって振り返ってみれば、JC-120の上にペダルを置いてスピーカーよりかなり上の位置から出音を聴いていたような気がします(^^;;
そりゃこもって聴こえるわ…
今回、メルカリで結構安くなっている出物を発見して、弾いてみてダメなら同じ値段で売ればいいかと買う前に他の店で試奏もせず、思い切って買ってみましたが結果は大当たりでした♫
年明け早々に、メインの歪みをJB-2から入れ替えです!


音のレビューとしては、古いマーシャルを模したとはいえアンプのように歪みづらいわけではなく、ゲインのツマミを上げればスムーズに歪みます。
元となったアンプは1ボリュームで、ボリュームを上げないと歪まないですからね(^^;;
そこは現代的に使いやすくチューニングされています。
JCM800を模したJB-2のAngry Driverモードと比べると、音がアンプライクで音圧があって、気持ち良い自然なミドルが出てきます。
弾き比べて分かったのは、SL Driveの方が音が柔らかいですね。
ミッドの飽和感が特徴的だなと感じました!
コンプ感も程良くて、弾きやすい音です。
その分、トーンは少し上げ目にしないとアンサンブルで抜けてくる音にならないと思うので、時計の針の1時以降にした方がアンサンブルの中で抜けやすいかも。
歪みの量は、MAXまでゲインを上げればメタルは厳しいですがハードロックには余裕で対応出来るくらい歪みます!

ただ、歪みをかなり上げるとローがボワついて使いづらいかな…

その辺りも実際のアンプのようです。
歪みを抑えめにした時のクランチサウンドも良い感じで、ギター本体のボリュームにも十分ついてきます。

思っていた程古臭い音ではなく、かと言って決してモダンな音でもなく、ちょうど良いみんなが好きなロックな音だと思います♫

ちなみに、中を開けるとdipスイッチがあり、音を色々と変えられるようです。
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ただ、中をいちいち開けるのが面倒なのと、デフォルトのSuper Leadモードの音で十分満足なので何も弄っていませんw
ノイズも少なく、手持ちで一番ノイズがデカいギターのレスポールカスタムと合わせてもそこまで気にならないのもポイント高いです!
一応18vでも鳴らせるのですが、いちいち電源を別途用意するのも面倒だし、9vの音で十分満足しているので必要無いかなと(^^;;
パワーサプライには18vの電源口が1つありますけど、別にいいやw


今のバンドで使う事を想定してセッティングを詰めたら、こんな感じで決まりました!
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歪みは10時くらい、トーンは1時半くらいです。
セッティングを決めた後にちょうどマニュアルにサンプルセッティングの図がある事に気付きまして、Super LeadモードでのサンプルサウンドをハムPUのギターで試してみたら、確かにツェッペリンのハートブレイカーの音に近い音が出ました♫
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スタジオ盤よりは、ライブ盤の音の方がよりリアルで近いかな。
良い感じのいなたいヘヴィークランチです!
このサンプルセッティングより、少し歪みもトーンも上げ目にしたセッティングが個人的に一番しっくりきました。

このくらいの歪みの量でも、ピッキングで激しく歪んだ音もクリーンな音も出せます。
レスポールを基準にセッティングを決めましたが、セミアコとも相性バッチリでそこまでセッティングを変えなくても大丈夫!
テレキャスでもセッティングを少し変えれば、十分実戦で使える音が出せます♫


筐体もコンパクトなので、エフェクターボードのレイアウトにも余裕が生まれます。
ペダルチューナーもDigitechからKORGに戻し、よりコンパクトに組み直したボードがコチラ!
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今までは、アンプを持ち込む時はメインの歪みを外して、ボードだけで歪みを作る時はメインの歪みペダルを載せるコンセプトで考えてましたが、これならSL Driveは載せたままでいいなと思いました!
メインボードはひとまずこれが完成形です♫


以上、新年早々メインの歪みの座をかっさらっていった、SL Driveの紹介でした!
元々は同社のEPブースターが、コンパクトな筐体のクリーンブースターとして有名になっていて、SL Driveは存在は知ってはいたもののそこまで認知度は高くなく、一度試奏した際も前述の通り印象が良くなかったのですが、いざちゃんと弾いてみたら最高じゃないですか!って事で、今後の歪みの基準になる音を出してくれるペダルです。
小さいのにデキるヤツですw
今回SL Driveを弾いてみて、やっぱり僕はマーシャル系の音が好きなんだなと改めて実感しました。
昔はキメの細かいタイプのディストーションが好きで、それこそメサブギーのレクティファイアーような音が好きだったのが、今はキメが粗くラウドな耳障りの歪みが好きになるんですから、人の好みってのは本当にわからないもんですねw

そして、来週末に今年初めてバンドのリハに入るので、今から新兵器のセミアコと合わせて新しいボードで音を出すのが楽しみでしょうがないです(^^)

 

ではでは!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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※1/16追記

JB-2のセッティングを、SL driveの音と近くなるように追い込んでみたらかなり良い音が作れました♫

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歪みを従来より上げ目にして、トーンを思いっきり上げたらよりJCM800感が増しました。

これ、実機のアンプも歪みを上げるとローが出過ぎて音がボワつくんですが、JB-2のAngry Driverモードも同じようにローがボワつきます…

そこでトーンを上げてローを引き締めるイメージで音作りすると、イイ感じにまとまりますね!

BD-2の音を含めて、いろんな音を使いたい時はJB-2に入れ替えます(^^)