使用ピック遍歴
どうもです!
寒い日が続きますね〜…
名古屋も今日は雪が降ってました。
さて、前々回のエントリーで現在使っているピックについて触れたので、過去にどんなピックを使っていたか記憶を頼りに振り返ってみようかと思います。
現在使用しているピックは、クレイトンの0.72ミリオニギリ型になります。
ここに辿り着くまで、どれだけのピックを使ってきたんでしょうか?
まず、ギターを弾き始めたのは高校2年生の時。
最初はウチに眠ってた親父のアコギです。
アコギだったのでピックは、ヤマハかどこかの薄いピックを使っていたと思いますが早速記憶が曖昧で、具体的にどんなの使ってた覚えていませんw
ただ、1つ覚えているのは弾き心地も何もわかってない頃なので、好きなギタリストのピックをとにかく使ってみようとして、布袋さんモデルのピックを使っていた事は間違いないです!
ネットから拾ってきた画像ですが、こんな派手なキラキラ模様だったのは何となく覚えてます(^^;;
厚さはミディアムくらいだったのかな?
アコギ弾くのに、そこまで不都合が無かったと思います。
その後、高校2年の冬に初めてエレキを買いますが、最初に買ったのは何と布袋さんモデル!
あの独特の模様のヤツです。
郵便局の年賀状配達のバイト代全額叩いて買った、思い出のギターです!
今は実家に眠ってますが(^^;;
ボウイのコピーをガッツリやる時が来たら弾きたいですけど、ケース開けるのが本当に怖いなぁ…
まず、即入院になるくらいの状態だとは思うので(´Д` )
そして、最初にバリバリのシグネチャーモデルを買っているからなのか、その反動で今はシグネチャーモデルに全く興味が無いです(^^;;
話が逸れました…
布袋さんモデルのギターを買ってからも、しばらくは布袋さんピックで弾いてましたが色々と弾けるようになってくると、他の形や厚みのピックを試したくなって色々と買ってました。
例えばhideモデルのピック
ジムダンロップのティアドロップ型のナイロンピック各種
LUNA SEAのイノランモデルのピック
この辺りは記憶にあります。
他にもいくつか使っていたと思いますが、もう記憶が曖昧です(^^;;
そして、昔はピックもシグネチャーばかり使ってましたねw
ただ、色々と使っていく中で自分にはティアドロップ型よりも、オニギリ型のピックの方が合っているんだなというのはわかってきました。
リードよりもバッキングの方に重きを置いていたと言いますか、ただ単にリードが上手く弾けなかったのでオニギリ型でいいや!って割り切って使ってた部分が大きいですけど(^^;;
そんな中、高校卒業間際くらいに自分にとっての最初のお気に入りピックを見つけます!
それが、元CRAZEで現デランジェの瀧川一朗シグネチャーピックです♫
このピックは何が良いかと言いますと、滑り止めの穴が開いてるのがとてもお気に入りでして、結構手汗をかく手汗マンなので、弾いててピックが滑ったりズレたりする事が多かったのですが、このピックを使う事でその心配からは解放されました!
厚さは確か1.0ミリで、ピックの素材も硬過ぎず柔らか過ぎずの絶妙なところで、バッキングもリードも弾きやすく、それこそ10年以上はこのピックを使っていたと思います♫
そんなお気に入りのピックを替えたのは30過ぎた頃。
当時、職場で歳上の同僚の人が組んでたオリジナルバンドで、ギターの人がライブに出られなくなってしまったのでサポートで弾く事になったのですが、演奏する曲にリードパートが多かったのです。
それまでリードなんか適当に弾いてた人間としては、サポートだからこそちゃんとリードを弾かねば!と、リードの弾きやすさをピックに求めるようになります。
ピック選ぶ前に練習しろよって話なんですがw
そんな中で選んだピックはこの2つ。
ジムダンロップのジャズ3の、ギザギザな滑り止めが付いてるヤツと
アイバニーズのポールギルバートモデルです。
思い起こせば、ポールギルバートモデルのピックは大きさや硬さも絶妙で、とにかく弾きやすかった事は覚えています。
ただ、ピックの削れるスピードが絶望的なまでに早かった…
一度リハに入った時に、新品のピックで3時間近く弾いていて、リハの終盤で何か弾きづらいなと思ったら尖っていたピックの先端が、かなり丸くなってしまっていたのを覚えています(^^;;
いくらなんでも消耗早過ぎだろ…って事で、ポールモデルのピックは落選、サポートでのライブはジャズ3を使って無事終える事が出来ました♫
その後もジャズ3を使っていましたが、音にエッジが足りないなと思うようになり、一度ウルテム素材のジャズ3を試した事もありました。
それでもなかなか納得のいく音が出せず、その後色々と吟味した結果、フェルナンデスのナイロン製のジャズピックを使うようになりました。
ただ、これと同じ形で、更に音にエッジが出るピックを見つけて、前にサポートでギター弾かせてもらったバンドで2回目のライブをやる事になり、その前に同じフェルナンデスで同じ形のスクエアエッジというピックに変更しました。
名前の通り、エッジが角張っているデザインのピックです。
このピックは定着してから結構長く使っていて、名古屋へ転勤してからもしばらくはこのピックでした。
リードもブリッジミュートの刻みもやりやすかったですね!
また、当時は今よりも弾いてたギターがハードな音でしたので、そういった音との相性も良く、長年メインピックになっていました。
ここまで振り返ると、小さくて厚めのピックが好みになっていて、別にメタルのギター弾くわけではないのに思いっきりメタル仕様のピックを使ってましたねw
速弾きなんか出来ないのに(^^;;
その後、このスクエアエッジの牙城を崩すピックが現れるのですが、アコギで使っていたピックが大きなきっかけとなるので、アコギ用のピックについてもお話しようと思います。
アコギのピックは、布袋さんモデルの後はアイバニーズが出していた、奥田民生のアコギ用ピックで長く落ち着いていました。
厚さは多分ミディアムくらいで、よくしなるのでコードをジャカジャカ鳴らすのには適していましたね♫
削れにくかったですし。
ただ、名古屋へ転勤で来てから最初はバンドも組んでいなかったので、アコギを弾く時間が増えてからピックをいくつか試すようになり、今のメインピックになっているクレイトンの0.72ミリオニギリ型がアコギで弾くのに弾きやすさ、音、共に満足のいくピックとしてメインで使っていくようになりました。
そんな中、何気なくアコギ用のピックでエレキを弾いた事が大きな転機となります!
"あれ?今までのどのピックよりもエッジが効いて明るい音が出るじゃん♫"
"ブリッジミュートした時の音の出方が絶妙!"
"リードも十分弾けるし、ニュアンスも出しやすい♫"
ってな具合で、スクエアエッジからクレイトンへ変更するのに時間はかからなかったです!
ウルテムの素材が絶妙なんでしょうね。
ちなみに、他のメーカーのウルテムのピックだと全然音が違います…
今組んでいるバンドの前にやっていたバンドがロックンロールな音で、そこまでガッツリと歪ませなかったのでそういう音との相性も良かったんだと思います。
ニュアンスも付けやすくて、ピックの先端がヘタってくると、音に元気が無くなるのもすぐわかるくらいです(^^;;
しなりを多少感じるのが今となっては気持ちが良いです!
厚みは、リードやブリッジミュートでもっとしっかりした音を出したいって事で、いくつかのサイズを買った中で0.8ミリがしっくり来たので、エレキ用はアコギ用より少し厚い0.8ミリで落ち着きました。
その後、少し厚いピックでもいいかなと若干の好みの違いが出てきて、0.94ミリに切り替えたら0.8ミリにまた戻したりと、多少ブレていた時期もあったのですがここに来て、少し薄めの0.72ミリで何でもこなせるようになりました♫
ピッキングニュアンスがより伝えやすい事もあり、現在のメインピックはクレイトンの0.72ミリで落ち着いています。
そんなお気に入りのクレイトンピックですが、唯一にして最大の欠点が品質のバラつきがとにかく凄まじい事…
ねじれていたり反っていたりするのはもう当たり前です(^^;;
通販なんかで買ったりしたら、全部がダメなピックである可能性が高いので、このピックは楽器店で1枚1枚吟味するようにしています。
ある時、ピック売り場に3〜40枚ある中から選んだら真っ直ぐなピックが3枚くらいしかなかったような事もありましたw
幸い、取り扱っている楽器店は多いので、見つけたら吟味して真っ直ぐなピックをまとめて買うようにしています。
今は10枚近くストックが溜まったから安心かな(^^)
以上が僕のピック遍歴となります!
ギターを弾き始めてもう四半世紀経ちますが、色々紆余曲折があったな〜と振り返ってみて改めて感じます。
プレイスタイルや好みの音の変遷もあるので、また今後変わる可能性もゼロでは無いですね。
昔使っていたピックに戻るかもしれませんし、今までとは全然違うピックを使い始めるかもしれません(^^;;
ただ、ピックで音が本当に変わるんだなって事と、ギターは何より右手が大事!という事に、ピックを選んでいく中で気付かされたのも事実です。
実は、このブログでも何度かお話ししているエディ大好きなギター友達が、メインピックは全然違うのにエディのピックをコレクターアイテムとして買っていて、そのピックがナイロンの0.6ミリで激薄なモデルだったのです!
メタル系のギタリストって、ティアドロップ型の厚いピックで弾いているイメージがあったので意外でした!
試しに弾かせてもらったら、バッキングでは十分使えますし、ブリッジミュートすると最高に良い音がします♫
クレイトン以上にピックのしなりを感じますね!
しかし、この薄さだとリードを弾くのがとにかく難しい…
速いフレーズなんか絶対弾けません…
とても速いフレーズを弾くのには適さないと思われるピックでも、エディは簡単そうに速いフレーズを弾きこなすわけですから、やっぱり右手って大事なんだなと思い知らされました♫
確かヌーノが、エディの機材をそのまま同じセッティングで弾いても全然同じ音が出ないと言っていたと思いますが、改めて納得です!
いろんな人のお気に入りピックにまつわる話とか、聞いてみたらそれぞれストーリーがあって楽しそうですね(^^)
ギターやペダルやアンプにこだわるのもいいですが、まずは弦が触れるピックで音も変わるし、疎かにしてはいけないというお話でした!
ではでは!
【2/13追記】
家にあったセルロイドのピックを試しに弾いてみたら良い感触だったので、ごくごく普通のセルロイドのピックを試しに買ってきました!
ミディアムとハードを買ったのですが、ミディアムだとピックのしなりを感じられる弾き心地で、品質のバラつきの無さや買いやすさという点で、クレイトンのサブとして使うのに良さそうです!
音がクレイトンより若干マイルドなので、セミアコにはこっちの方が良いかもしれません♫