ファズ沼にハマる…

どうもです!

気が付けば6月も終わって、今年も半分経ったんですね。

早い!

そんな中、最近ファズ沼にハマってしまって2台、新たにファズを購入したのでそのレビューをしたいと思います。

 

 

今回購入したファズは、トーンベンダー系のAnimals pedal「ROVER FUZZ」と、ジムダンロップのファズフェイス系ペダル「JHW1」です。

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JHW1は外箱がサイケ模様☆

どちらも外回りの仕事中にハードオフへ寄って買ったのですが、店によっては思わぬ掘り出し物があってついつい散財してしまいますね(^^;;

 

まずはROVER FUZZのレビューから。

どうでもいいですけど、Animals pedalって熊の絵がカワイイですよね(^ω^)

トーンベンダー系は、今まで試したことが無くて前から実は気になってました。

最近BOSSがTB-2wを出してましたし。

まぁ、あんなめちゃくちゃなプレ値がつくペダルには興味無いんですがちょうどWhoの昔のライブ音源「Live at Leeds」やモントレーフェスのライブ音源を聴いて、ギターのピート・タウンゼントがソロを弾く際に図太いファズの音を出していたのがめちゃくちゃカッコ良く聴こえたんです♫

あの、図太くもブチブチした音を出したかったんですよね!

そこで、トーンベンダー系のペダルを探していたらAnimals pedalで比較的安価で売っているのを発見し、たまたまハードオフへ立ち寄った際に出物を見つけてしまい、試奏してお持ち帰りに至りました。

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LEVELは音量ですぐわかりましたが、残り2つのノブは一見しただけでは意味不明でよねw

それぞれ説明すると、ATTACKが歪み具合を調整するノブでATTACKが0でも十分歪んでいて、12時を越える辺りから強烈に歪みます。

音自体は古臭いファズの音で(ファズが元々古臭い歪みですが)、ペダル単体でもカッコいい音が作れますし、メインの歪みにブースターとして使っても良い仕事をしてくれます。

ギター本体のボリュームについてくるのも意外な発見でして、ボリュームを絞ればバッキングにも使える歪み具合でその音も気持ちが良いです!

そして、謎のWOOLですが上げていくとコンプレッションがかかって、音の密度が増していく感じになります。

ここを上手く調節すると、音のブチブチ感に繋がっていくのですが上げ過ぎると窮屈な感じの音で、抜けも悪くなるので注意が必要です。

 

僕のファズの使い方は、メインの歪みにブースターとして使う事が多いのでそういうケースではこんなセッティングで弾いてます。

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歪みはゼロに近いくらいで十分、ボリュームを上げ目にして、WOOLを少し上げて適度なブチブチ感を出してあげれば、ピート・タウンゼントのライブ音源に近いファズサウンドの出来上がり♫

鮮烈なデビューで、いきなりメインファズの座をかっさらっていきました!

 

ところが、ROVER FUZZを買ってメインファズも決まり、家でいろいろ弄って遊んでいて1ヵ月も経たないうちに、出張中に立ち寄ったハードオフで新たなファズを見つけてしまいます…

それがジムダンロップのJHW1になります。

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燃え滾るジミがこっちを睨んでますね~w

ジミヘンの顔がプリントされている事から想像できる通り、ファズフェイスがベースでそこにいろんな機能が付いたペダルになります。

というわけで、ここからはJHW1のレビューを。

 

ファズフェイスは実は弾くの初めてで、よく聞くのはノブをフルテンにして、クランチくらいの音にブースターとして使ってギター本体のボリュームで歪み具合を調節するという使い方。

実際にフルテンセッティングで試してみましたが、どちらもフルだとさすがに轟音過ぎてノイズもかなりのものでしたね(^^;;

やはり、古いファズフェイス以上に歪みやすく現代的にチューニングされているのでしょうか?

実際に弾く時は、写真のような時計の2時半~3時くらいで調節しています。

それでもギター本体のボリュームが全開だと、かなり図太い音で轟音になるので、バッキングには使えないですがソロを弾く分にはバッチリな音♫

高音弦のハイフレットでソロを弾くと気持ち良いです!

そして、ギター本体のボリュームにROVER FUZZ以上に反応するので、ボリュームを6~7くらいに絞るとバッキングするのにちょうど良い歪み具合になり、更に絞るとイイ感じにハイがキラキラしたクランチ~クリーンな音へと変わっていきます。

これが所謂「鈴鳴りトーン」と言われる音ですね♫

 

このJHW1は通常のファズフェイスに新たな機能を加えたモデルになるので、そちらについても説明します。

上と下にそれぞれ白いプッシュボタンがありまして、上のボタンはシリコンかゲルマニウムトランジスタを選択出来るボタンになります。

ファズフェイスは元々トランジスタゲルマニウムを使っていて、その後より安定した音が作れるシリコンを使うようになったというのは、そこまでファズフェイスに明るくない僕でも聞いた事があります。

音の違いはそこまで劇的に変わるわけではなく、シリコンだとトレブリー、ゲルマニウムだとマイルドなくらいの印象です。

雑な説明で申し訳ないですが(^^;;

ゲルマニウムだと、少し音が奥に引っ込みがちな印象なので、僕はシリコンの方を選択しています。

ただ、シリコンを選択するとライトがめちゃくちゃ眩しいので、写真ではゲルマニウムの方にしてます(^^;;

下のボタンはバッファーのON/OFFの切り替えになります。

バッファーはONにすると、音がよりハッキリして音量も単純にデカくなりますがギター本体のボリュームにはついてこないので、ここは好みで使い分けをする形になりますね。

今のバンドで使うなら、アンプでメインの歪みを作っているのでバッファーONにして、ソロでガッツリ音量も歪みも上げて使うのが有効かと思っています。

もう一つの使い方は、メインの歪みを軽いクランチ程度にしておいて、ファズフェイスを常時ONでバッファーはOFFにして、ギター本体のボリュームで歪み具合を調整する使い方。

ギターのボリュームが、アンプのGainツマミになったような感覚になって面白いですね♫

ちょっと遊びで弾くくらいなら、メインのオーバードライブとJHW1があればいろいろなジャンルに対応出来そうな気がします。

バッファーのON/OFFで、それぞれ特徴的な音がするのでいろんな組み合わせで遊べるペダルですね!

そこが普通のファズフェイスより使い勝手が良い所なので、ファズフェイスデビューに最適なペダルだったのかなと!

そして、このペダルを使うとジミに下から思いっきり睨まれているので、下手な演奏は出来ないというプレッシャーにも晒されますw

 

以上、ROVER FUZZとJHW1のレビューをお届けしました!

完全にファズ沼にハマってしまいましたねw

もうファズはいらないだろうと頭ではわかっていても、ついつい買ってしまう恐ろしい沼ですよ…

まぁ、この年代のファズがいいとか、ゲルマやシリコンがどうのこうの、っていうレベルまでハマっていないですし、これで一通りファズは手持ちで揃ったので、新たに買う事は無いかと思いますがどうなる事やら(^^;;

どちらをメインのファズとして使うかは、完全にその時の気分次第な状況になってますw

どっちもそれぞれいい音するんですよね~!

こうやって、機材にあーだこーだ悩んで音作りを楽しむのも、ギター弾きの特権って事で締めたいと思います!

 

ではでは!


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