VOXのキャビネット V112NT

どうもです!

先週から会社も本格的なテレワークに移行して、生活に必要な買い物で近所のスーパーへ出かける以外は、土日のどちらかに30分程のランニングをするだけの生活が続いてますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

前回のエントリーは新しく購入したアンプヘッドについてでしたが、今回は地味な役割ですが音の出口になるキャビネットについてお話しようかと思います。

そもそも、アンプヘッドだけでは音が出ませんからねw

 

最初にまずお話しておきますが、キャビネットについては僕自身そこまで詳しくないです。

いきなり言い訳からスタートですが、これまで試した製品も2つだけと少ないですし、恥ずかしながら正直な所そこまで違いがわからないです(^^;;

デカい音量で試せば、違いもある程度わかるのかもしれませんが自宅で弾くとなるとそこまでデカい音量で弾けないので、あくまで持っているキャビネットの紹介程度の記事という事で読んでいただければ幸いです。

 

現在持っているキャビネットは、VOXのV112NTという12インチのスピーカー1発のキャビネットです。

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傾けて置いているのには理由があるのですが、それについては後程書きます。

名古屋市内の某ハー〇オフで、長い期間売れ残っていたのをずっとチェックしていたので、キャビネットを買い替えてみたい衝動にかられて、前に持っていたキャビネットを下取りに出してかなり安く購入出来ました。

元々はVOXのミニヘッドアンプ、Night Train用のキャビネットだったみたいですね。

スピーカーは古いMarshallのキャビネットにも搭載されていた、CelestionのG12M グリーンバックが1つ搭載されています。

このスピーカーは根強い人気があるみたいですね!

構造はオープンバックで、サイズは12インチ1発のキャビネットにしては小さいかと思います。

個人的にはVOXの、このグリルの雰囲気を含めたクラシカルな見た目が大好きです!

メーカー公表のサイズは495(W)×260(D)×415(H)で、重さは12.7kgとなっています。

同じOrangeの12インチ1発のキャビネットであるPPC112だと、サイズは550(W)×290(D)×450(H)で、重さは15kgと一回りとはいかないまでも大きくなっています。

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音の特徴はミドルが強めらしいのですが、自宅で弾く音量だと僕のバカ耳では、特徴がはっきり言ってわかりません…

スタジオにキャビを持って行って、大音量で鳴らせば音の特徴もよりわかるのだと思うのですが、いかんせん車が無いのでキャリーカートに積んで近所のスタジオへ持って行くのは、億劫で現実的ではないです…

許容入力は25Wで、MAX出力が15WのRocker 15 terrorで使用する分には全く問題無いので、いつかスタジオに持って行く機会があればその時に音のレビューをさせてください!

 

ちなみに、以前持っていたキャビネットはJetcityの12インチ1発のキャビネットです。

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大きさはOrangeのPPC112と比べてもそこまで差が無く、当時はMarshallのDSL15Hと一緒に購入したので、ヘッドが載るサイズでキャビネットの候補を探していました。

音のこだわりなんか当然なかったので、とにかく安く買えるキャビネットって条件も相まってサウンドハウスで購入したのを覚えています。

音が出ればそれで良し。ってな感じで買ったキャビネットでした(^^;;

 

ネットでキャビネットのレビューをブログ等で載せている方をお見掛けしますが、そういう方は結構デカい音で鳴らせる環境か、普段から良質な機材なり音に触れていて、非常に耳が研ぎ澄まされている方なのかなと思います。

僕もそのような方達みたいにレビューをしてみたかったのですが、現時点では全くレビュー出来ないのが情けなくもあり多少悔しくもあり、申し訳ない気持ちです…

昔はキャビネットなんて音が出りゃどれも一緒だろ!?くらいに考えていましたが、よくよく考えてみれば最終的な音の出口になるわけですから、ブログなどでレビューされている皆さんが重要視されているのも当然ですし、僕もいつかその違いがわかるようになればと思います。

いつになるかはわかりませんけど、気長にお待ちいただけるとありがたいです!

 

ただ、12インチのキャビネットを購入して、しばらく弾いていて以前から変わった事もありました。

それはキャビネットを敢えて傾けて、座って弾く際にスピーカーが真正面にくるようにした事です!

当初はキャビネットを床に置いていて、座って弾く時ならまだしも立って弾く際には、だいぶスピーカーから耳が離れていましたので、ハイが少し落ちて聴こえるようになっていました。

リハスタで音を出す時も同じような形になるので、アンサンブルの中でギターの音が埋もれがちに聴こえる結果、EQもハイを多めに出したり、エフェクターのトーンも上げがちだったのですがライブの音源なり録画した映像を後から聴いてみると、結構耳に痛い音だったりするわけです。

ライブの時にPAのマイクはスピーカーに近付けて音を拾っているので、スピーカーから耳が離れていると実際の音がどういう風に客席に届いているのか、全く理解出来ていなかったですね。

 

それからキャビネットを傾けて、スピーカーの正面から出てくる音を聴くようになってからは、高音域を全体的に抑えるようになりました。

リハスタでもなるべく音作りをする際には、スピーカーの正面から出音を聴くようにしているので音作りについては、こうする事で1段階も2段階もレベルアップしたと確信出来ます!

エフェクターを昔のセッティングで弾くとその差は歴然ですねw

ですので、我が家ではキャビネットの上にヘッドアンプは載せておらず、メタルラックの2段目にヘッドアンプを載せています。

冒頭の写真でキャビネットを傾けて置いているのには、そういった理由があったのです!

 

仰々しく書いた割には、音の詳しいレビューが少ないという何とも締まりのない内容ではありますが、真空管アンプを12インチのキャビネットで鳴らす事で音の解像度と言いますか、立体感がよりわかるようになったと思います。

その分、ヘタクソに弾くとその音もダイレクトに反映されますが(^^;;

自宅で弾くのにそこまで音量が出せないのなら、12インチよりも小さい10インチでも良かったかなとも思う事はありますが、今の家のスペースに十分収まっていますし、大は小を兼ねるって事でいつかこのキャビを持ち出す事があれば、その時にはポテンシャルを最大限に発揮させてあげたいと思います!

 

以上、今日はキャビネットについてお話しました。

早くスタジオに入ったり、ライブをやったり音楽活動を思う存分やりたいですが、今は自宅で練習するなり音作りを研究するなり、家にいながら出来る事もたくさんありますし、いつの日か自由に動けるようになった時の為に力溜め込んでおきましょう!

このブログでも、今後も引き続きギターの機材をメインに好き放題書き綴っていきますのでお付き合いください!

 

それでは!